煩わしい人間関係を最小限に抑える一番の方法は真面目(まじめ)だ。真面目が一番開放される。何事も一生懸命真面目に取り組んでいれば他人の嫌な干渉から逃げることができる。
僕も普段の生活ではたいへん真面目人間です。どうして自分はこんなに真面目なんだろう、どうしてこんなに真面目なのに社会に入って行けないんだろう、と真面目疲れた頭で考えていましたが、やはり煩わしい人間関係を避ける手段として真面目くさっているだけ、もともとの性格ではない、うっとしさを避けるための処世術として知らず知らずのうちに身についた似非真面目なんだと気づきました。
真面目はどこに行っても評判がよく、万能である。だからついつい真面目に頼りがちだ。ただ真面目人間は命懸けに疲れる。他にうまく煩わしい人間関係をさける方法があれば、ぜひ真面目を捨てて乗り換えたい。