偽善・家族の団らん

 甥っ子の前では、仲良し家族を演じている勝山叔父さんです。夕飯を食べるときは全員揃って「いただきまーす」、おいしいねを連発しながら、笑顔で食事です。甥っ子を騙しぬいていたつもりでしたが、…どうも少々ばれているようです。

 偽善団らんの最中、これらが演技であるということを忘れてしまう愚か者がいます。ママンでございます。いがみ合い、罵りあいでしかつながれない家族であることを忘れてしまうのです。

「携帯がない」とママンが騒ぎ始めました。イラっときますよね。しばらく携帯がないといいながら、無為無策で部屋の中をうろつきます。自分の携帯を鳴らせばいいじゃないか、むすっとして言う、その瞬間の〝不動明王フェイス〟を甥っ子に見られてしまったのです。甥っ子は大笑いです。叔父さんが怒った顔が、甥っ子にはおかしくてたまらないのです。

 しまった、叔父さんの暗黒面を見られてしまったと、すぐにドス黒い偽善スマイルに戻し甥っ子とゲームをします。その間、部屋の中で、むーん、むーんと携帯電話の振動音がするのです。ずっとな。ママンは相変わらず部屋をうろつきながら、「音がしない、音がしない」と本気で探しているとは思えない痴呆的な動きで、私の周りを徘徊するのです。音がしないとママンが10回くらい言ったところで、「さっきからずっと、むーん、むーんて言ってるじゃないか」と叔父さんが地獄の阿修羅王の顔になったと同時に、甥っ子大喜び。キレるむーんむーん叔父さんに大爆笑です。

 死ぬまで見せまいと誓った裏の顔を、甥っ子に見られてしまいました。ママン一流の挑発とはいえ、軽はずみな自分の行動を深く反省しています。慈悲のココロを持とう。言ってもわからない人は、放置しよう。さう思いました。携帯電話イメージ画像


この記事へのコメント

  1. 勝山さん、引きこもりの諸星ノアさんのブログ「ノロノロ全速力日記」は、面白いですよ!諸星さんは、イラストが大好きな人です。大学卒業から引きこもり生活しています。良かったら彼のブログ読んでください。

  2. お金だけを見れば、インドより日本の生活保護のほうが
    上流かもしれません。ただ何するにもお金がかかるし、自然がないのが淋しい。
    裏と表を使い分けているというのは思い込みで
    子供はもちろん、たいていの人は本物と偽者を見抜いているのでせふ。
    ひきこもって読書をする。
    これが正しい安心ひきこもりライフの土台ですよ。
    勝山叔父さんのほうが、甥っ子から家族とは何か
    大人とは何かということを学んでいるのですよ。
    どうしても親孝行してしまうのが悩みです。
    狭い親子密着一世帯住宅で、死ぬまで暮らしてしまいそうです。
    日々ブログ。全てのひきこもり男子が
    ブログを書き、読み、共感しあうことを希望します。

  3. 勝山さん、
    あんたやっぱおもしれーや(涙目笑)
    こうなったら、もう朝の日課として、
    勝山さんのブログをチェックするしかないですね!
    今度、飲みましょうよ(^O^)

  4. 毎度の事ながら、勝山さんのやさしさには頭が下がります。
    わたくしなら
    「携帯がない」と言われようが
    「音がしない」と言われようが
    無視を決め込みます。というか
    たぶん無関心なので気がつかないと思います。
    勝山さんはいちいちママンの大きな独り言を拾ってあげるほど、会話のアンテナを貼りめぐらしていらして素晴らしいです。
    本当の親孝行は立派な二世帯住宅を建てるの事ではなく、むすっとしながら母の問いに答えてあげることなのだと深く感じました。

  5. 甥っ子さんは、ひきこもり叔父さんに接し
    家族とは何か社会とは何か大人になるとはどういうことか
    日々学んでいるようですね。
    甥っ子シリーズ面白いです。
    やはり書籍化決定です。

  6. 失業して、1週間のほとんどは家で1日中ネットと読書とテレビ三昧の生活です。毎日、ハローワーク行ったらお金かかりますんで、週2回しか行きません。しかしなれるとストレスが少なく、引きこもりも楽しいものです。昔のようなブラックな毎日の社会人生活は二度とごめんです。

  7. 人生の現実を早いうちから見せておく事が大事だと思います。
    テレビや街で出会う、おじさんやおばさん。
    おじいちゃんやおばあちゃん。
    おねえちゃんやおにいちゃん。
    みんな何となくニコニコしているようですが、心の中は不動明王のような姿をしているわけです。
    その理由は不明(不動明王を略すと不明になる・・・)ですが、何となく怒りたい年頃なのでしょう。
    僕の年代の人たちは、ずっと世の中の言いなりになってすごしている人、それをどこかで疑問を感じ、方向転換した人、最初っから疑問を感じ行動しなかった人と色々います。
    ウソのような造られた時代に、生きることを余儀なくされた僕の年代の人たちは不幸にも、それを大声でウソだとか、笑ったりという選択肢も持たされなかったまま、今を生きてしまっています。
    世の中の事実とウソ、この2面で出来上がっている事を早くから知っていたほうが、将来どうやって生きるか考える余裕ができるのでしょう。

  8. やあ、待ってました!
    4日ぶりのコメントですね。
    子供っていうのは、判らないようで、
    意外と大人と同じように、良く分かっているもんですよ。
    不動明王の顔や、地獄の阿修羅王の顔で
    甥っ子が大喜びするのは、
    普段がよっぽど優しくて、
    あんまり見たことのないような顔だからでしょうね。
    なんか逆説的に、普段の良い叔父さんの顔が浮かびそうです。
    甥っ子シリーズはほのぼのしていてなかなか人気ですね。
    たとえ、ママンに対してはドス黒い偽善スマイルだとしても(笑)
    ところで最近読んだ本に面白いことが書いてあって。
    日本では、例え生活保護でも、
    インドの中流以上の生活が保障されてるんだから、
    日本にはアップサイドしかないって言う内容で。
    だからどんどん何でも挑戦したらいいって言う感じの。
    だから「今年は仕掛けます」みたいな、イケイケの勝山氏の言葉が聞きたい。
    ひきこもりカレンダーの頃のような。
    どうしてもヒキ界のオピニオンリ-ダーの勝山氏には期待してしまいますね。
    まあ、ひょうひょうとしたユーモラスさが、勝山氏の持ち味ではあるんですが。
    まあ、人に言うだけじゃずるいんで、おれも今年は仕掛けていきますわ!

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