毎週のように甥っ子が家にやって来ますなあ。来るなり、笛を吹き、メガホンで大きな声で話をする。「どういうことですか?」「プールの監視員です」と保護者から説明を受けました。やはり夏だ、甥っ子も新キャラを入れてきたな。
勝山叔父さんはもう甥っ子にマンツーマンでつく体力がないので、途中で散歩に行くことにしています。敵前逃亡ですなあ。毎回そんな感じなので、今日は甥っ子から「叔父さん、今日もお仕事なの?」と聞かれてしまいました。
誰だろう、甥っ子に叔父さんは仕事に行っているなんて吹き込んだのは。でもせっかくだから「これから仕事です」と甥っ子に大嘘をついて出かけました。ブックオフに行きました、マンガを立ち読みしていました。ああ、涙が止まらないのはどうしてだろう。
コメント
僕も、そんな涙が止まらない一人です。
同年代の人が、家族に見送られ会社に行く。
同年代の人が、自分の子供を連れてどこかに行く。
こんな日常的風景の中に僕自身の存在は、ないのかもしれません。
昼間、何も予定なく外を歩く。
近所の人とすれ違う。
その時、これからまるで、仕事に行くようなそぶりですれ違う。
不規則な仕事に就いているかのように。
でも、それはあくまでも自分の中の架空の職場への出勤です・・・。