ハレー彗星は約76年周期で地球に接近するが、ひきこもりの「死にもの狂いのがんばり」は5年周期にやって来る。20歳までに大学進学を願って叶わず、25歳までに定職につこうしてしくじり、何でもいいから30歳までにとあがくもどうにもならず、35歳で奇跡を祈るが救われない。
ここに来てようやく我に返る、40歳までに何をどうしようとかは考えない。そもそも曜日感覚も希薄な人間が、五年という区切りに特別な意味を持たせることに無理があった。ひきこもりの5年周期の精神乱調に何の意味もない。人生は80年、その一区切りですよ。
コメント
ヒキコモリ彗星の接近はTシャツ作りにもつながるのですな。
一年一年のもやもやした物を、五年分溜めてからの、
精神大乱調だったわけですね。思い当たるものがあります。
ひきこもり中年男子なら誰にでも思い当たる、
ほろ苦いメモリーでしょう。切ないですなあ。
あまりにも痛々しく、苦々しい文章ですよ。夢にまで出てきやしないかと、ちょっと怖いなあ。
精神乱調5年周期でやってくるのはなぜでしょう。
と言う僕も、約5年周期でやってきます。
ハレー彗星が来る時、遠い過去から色々な災難などが起こり、乱調の世になると言われているようです。
ひきこもりも、5年目で1つの乱調が起こり、1年1年緩やかに乱れ始め、5年目にカウントアップの瞬間それが爆発する。
本当は、自身の心のあり方が、5年目に乱調を引き起こしているのではなくて、周りの同年代の人の人生の変化が、約5年で起こる。
例えば、引きこもり以外の人の人生の変化は、学校卒業と同時に就職・・・会社内での格があがる・・・結婚・・・子供ができる・・・家を持つなど、これを考えると約5年周期よりも短い、約2~3年周期に起こるようです。
いとこだとか、親戚の関係などで同年代の人がいると、悲しい事にこのような事実を知ってしまう。
そして、「自分にもいつかきっと!そんな日がくるさ!」と淡い期待を持つのが5年周期だと思うんです。
普通(あえてこう表現すると)の人生を送られている、同年代の人の生活変化に影響されて焦るように行動して、僕も含めた、ひきこもりの心等万障(しんらばんしょう)が発生するのが、約5年と言う事なのでしょう。
淡い期待に5年待ち、うまく行かずに5年待ち、今度はいいことあるかもと、淡い期待を持って5年が過ぎる・・・。