エスカレーターの右側

 エスカレーターの右側は、社会性がない人が走るためにあけてあるのです。本当ですよ。昔はあいていなかった。二列に並んで昇り降りしていました。

 ひきこもりだけではありません。世の中の人全体が、時間ギリギリにダッシュするようになってきているのです。暇な時にでも、エスカレーターの右側(関西では左側)をかけ上がってくる人を観察してみてください。見事に社会性のない連中ばかりです、顔を見れば一目で分かります。

 ひきこもっているから社会性が身につかないという。でもそれはちがうんです。平成を生きる現代人の、ごく自然な気質なのです。

 エスカレーターの右側をダッシュする人のためにあける、エスカレーターの能力を半減させる、非効率的なマナーが、なぜここまで定着したのでしょうか。ロンドンの地下鉄の習慣を真似したともいわれますが、実際見たわけじゃないでしょ。ゆとりを持って出社する、社会性のある人が不便をしいられている。社会性のない「せーふ」世代の活躍によって、エスカレータの片側に追いやられているのです。社会性などというのは、現代に置いては世の中の半分の価値しかない、古い性質なのですよ。

画像


この記事へのコメント

  1. 急いで会社に行かなければならない、急いで学校に行かなければならない、そんな状況に人を追い込むというのは、頭がおかしいと思います。
    私はせかされたりするのが大嫌いです。
    マイペースだと言われますが、気にしないことにします。

  2. 偏っていると感じる人はオールドタイプ
    なのですよ。日本人の気質の変化です。
    エスカレーターの上を走らないでくださいと、
    アナウンスが流れているのに、片側を走る人のためにあけている。なぜだ。
    社会性が変化しているとも考えられますね。
    それにしても変な風習ですよね。

  3. 社会性などというものは幻想ではないか。エスカレーターの片側をあけるというこの奇妙な風習がそれを端的に示している。滑稽だ。それに従う苦痛に比べれば、日々ひきこもって窮乏に耐えるなど造作も無いことだ。

  4. 都市民俗学なるものが本当に存在するのだとすれば、勝山さんの指摘は画期的かもしれない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です