月刊 瀬戸内寂聴 第4号

the 寂聴 第4号
 今までで一番まともな表紙ではないでしょうか。イケメン男子とのツーショットは瀬戸内寂聴先生の煩悩をストレートに表現していて好感が持てます。寂聴先生が首からかけている輪袈裟とモックンのネクタイがお揃いの色になっているでしょ。これはモックンの演出で、寂聴先生を喜ばそうとこの色のネクタイをわざわざ選んできたのです。さすがイケメン男子、びしっとスーツで決めて、ネクタイは相手の女子にあわすという、まったく隙のないコーディネイト。同性から見ても、文句のつけようのない二枚目ですよね。

 ただ、何か不吉なものを感じるのは私だけでしょうか。寂聴先生が豊田商事の社員に騙されかけている孤独なお年寄りに見えるのです。モックンがぱーぷるの印税と遺産を狙うやり手の詐欺師のように見えて仕方ありません。完全に寂聴先生の弱い部分を狙い撃ち、コロリと騙され印鑑も通帳も全部モックンに預けてしまった、か弱い老婆に見えるのです。

 まあ実際はそんなことはない、きっとイケメン男子に私が嫉妬しているだけでしょう。とはいえ、モックンが寂聴先生を手玉に取るのはわけないことなんだろうなと、表紙を見て思いました。

コメント

  1. モックンが、樹木希林に顔がそっくりの娘さんと結婚したのも
    男子からの嫉妬攻撃を避けるためだったのですね。
    二枚目には二枚目の悩みというものがあるのですなあ。

  2. 美輪先生がおっしゃいました。
    「男の嫉妬はひどいのよ、だからイケメンに生まれたら同性に意地悪されて大抵の男は出世の道を断たれるのよ」
    モックンは美男子であるがゆえに同性の嫉妬攻撃にあわぬよう努力されて来たのだと思います。
    家田荘子が出家したときに、自分の事を棚に上げて「最近は簡単に出家する人がいますが・・」と言えちゃう先生の強いお心がモックンにも少しでもあればよいと思います

  3.  追記。そんな月刊寂聴と同じ5月15日に発行された、Fonte(旧不登校新聞)には私の連載、安心ひきこもりLIFEが載っています。本屋や普通の図書館には置いてませんが、張り切って書いてますので、普通じゃないやり方を駆使してでも手にしていただき、読んでもらいたいです。

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