ひきこもりカブトムシ

 甥っ子のカブトムシを預かって気づいたことがあります。カブトムシはひきこもりの兄弟なのですよ。生態をよく観察してください。カブトムシは夜行性で昼間は腐葉土の中にもぐりマイ墓地に眠るミイラのような風体で、じっとして動きません。いじって遊ぼうとすると飼育ケースにある木や、フタにしがみついて外に出ようとしません。ここです。学校に行けと言われても頑として受け付けず、登校拒否をした17歳の自分と瓜二つじゃないですか。こんな小さな虫にと思うほどカブトムシのしがみつく力は強い。無理やり引き離そうとすると首がもげてしまいそうです。

 「いやだ、いやだパワー」に勝るものなし。暗黒ハイスクール時代のマイハートを思い起こしました。夜になるとむくりと起き出し、虫ゼリーをぺろりと食べ、飼育ケースの中を徘徊するカブトムシ。完全にひきこもり名人ですな。明るくなる頃に腐葉土の中にもぐりこむ姿は、朝日とともに布団にもぐりこむひきこもりライフと同一です。素晴らしい。昼間に無理やりいじって遊ぶと、どんどん弱ってくるのもひきこもりと同じ、ああ涙がとまらないのはなぜだろう。カブトムシ万歳。飼育ケース


この記事へのコメント

  1. 私たちのように、脳がクタバッテしまえば自力で歩くことは困難です。
    脳に優しい環境こそが政治の使命。
    30日は、選挙用紙を持って戦地に出陣する予定です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です