2011-08-04

ひきこもり

大人から始める発達障害Ⅱ

〈前回Ⅰ〉全国行脚の一環として、高知でおこなわれた不登校の全国合宿に参加しました。結婚披露宴のような会場に、自分の子どもは発達障害じゃないかしらと心配している親御さん(たぶん…)が150人ほどイスに座って、じっと話を聞いていました。さあどうでしょう、いかがなものでしょうか。  まずは親から始めなくてはいけません。つまんないなー、飽きちゃったなー、と大人が率先して、席を立ったり座ったり、会場を出たり入ったりと、靴をぷらんぷらんさせたり、と多動の極みを見せつけ、うろうろ会場を徘徊するのです。これによって「こんなので、いいのか」と子どもたちの気持ちがぐんと軽くなる。  人の話を、長時間、静かに、同じ...