ゴミ屋敷がどんどんきれいになってきた、畳が見えてきたぞ


 断舎離という本を買ったはいいが、途中まで読んで放置していました。この本の内容は、とにかく捨てなきゃ、部屋はキレイにならない、片付かない、そういうことが書いてある。でもそれを読んでも、全然部屋がキレイにならないのが、我々ゴミ屋敷一族の悲しい性です。

 でも、この本の中に書いてある、ひとつのことを実行し始めたら、部屋がキレイになってきたですよ。7月の和歌山旅行から帰って以来、収集がつかず、布団を引くところ以外、モノで埋まっているという状態から、一歩前進、二歩前進、なんと畳が見えてきました。

 「毎日、何かを捨てる」、これをやるのです。ゴミを捨てるにプラスして、「いらないもの」「使わないもの」を毎日最低一個は捨てていくのです。ゴミ屋敷だから、捨てるものには不自由しない、だから今日はこれ、明日はこれ、そーれそれ、と捨てていくうちに、いらないものを捨てる癖が身につく。

 一通りいらないものを捨て終えると、ダンボールの中とか、引き出しの中をごそごそして、いらないものを探して捨てるようになる。こうして5日くらい経つと、随分部屋がキレイになりました。過去のイベントのチラシとか、部屋の中に溢れていた、それをどんどん捨てていく。何年前のか分からないような携帯の請求書とかも、バンバンゴミ箱へ。捨てることに勢いがつきます。

 床や本棚、机の上、いろんなところに、もう一生読まないだろう本、なおかつブックオフでも値段がつかないだろう本、そんなのあるでしょ、それもバンバン捨てていく。捨てていくことで、新たなゴミを見つける能力が生まれます。ゴムがびろーんと伸びたトランクス、すり切れた短パン、穴のあいたTシャツ。今まで気づかなかった、「洋服だと思っていたけど」じつはゴミだった物というのが発見できるようになる。

 ゴミ屋敷で困っている、たまには畳が見たい、そんな願いを叶えるには、毎日何かを捨てる、これで解決です。俺たちはゴミに関しては不自由していない、捨てるものが無くなるなんてことはない、だって毎日どっかで中古を仕入れてくるし、ネットですぐに注文しちゃうんだもん。てへへ。だから安心して毎日捨ててください。よし今からなんかひとつ捨てるぞ。

コメント

  1. 物を買わないのも大切ですよね。
    モノが増えるほど不自由になる。

  2.  自由を得るために物を買っていたのに、
    いつの間にか物を買うために自由を
    失っている。これでは本末転倒ですね。
    自由を得るために物を捨てよう、
    物を買わずに自由を手に入れよう。
    言うは易し行なうは難しですね。

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