和歌山

よもやま話

「山奥ニート」やってます。を読んだ

2回読んだ、おもしろかった。村人全員R80の超限界集落で、原田知世うたうところの天国にいちばん近い村で、マウンテン・ニートが15人も集まって生活しているのですからな。  ヘンリー・デイビット・ソロー『森の生活』は2年間、マーク・ボイル『ぼくはお金を使わずに生きることにした』のは1年間。山奥ニートは5年間やっていて、しかもまだ継続中です。  私は縁があって、山奥ニートがまだいなかった頃の共生舎も知っています。当時の代表であった山本さん(敬意を込めて翁と呼ばしてもらいます)の思想を、この本で初めて知ることができました。俺要約すると、 「人には自分にあった履物がある、靴に足をあわせるんやない、昔わら...
よもやま話

ジッポーという名のろうそく

ライターの王様、ジッポー(ZIPPO)。米軍にも採用されていたという、風に強い、永久保証の、男子ならひとつは持っていたいライターです。私もひとつ持っている。  買った人なら誰もが気づいていることだろうけど、ジッポーって、宣伝文句とはちがい風に弱い。さすがに火は消えないが、風にあおられて火が横に流される。強風でなくても、そよ風程度でも、五月の鯉のぼりよりも勢いよく、炎は風に流される。  手は熱いし、ライター本体が熱くなるだけで、火をつけることなんてできない。火力はチャッカマンや百円ライターに劣る、それがジッポー正体なのです。  でもオイルでめらめらと燃える炎には、なにかこう男のロマンを感じされる...