2015年9月2日におこなわれた「超党派フリースクール等議員連盟・夜間中学義務教育拡充議員連盟合同総会」音声ファィルほぼノーカット版 多様な教育!?

 「義務教育の段階に相当する普通教育の多様な機会の確保に関する法律案」と、いつのまにか法案のタイトルの中から「多様な教育」という言葉がなくなっている。名称も長い、総会の名前も長い。

 一部の団体関係者以外、立ち入ることの出来ない、多様な教育法案の合同総会。しかしこの総会は、マスコミには開放されているのです(意外だったでしょ)。自民党馳浩の事務所に連絡すれば、フリーランスのかたでも取材は可能。次の総会は15日、たぶん次で決まる、フリーの記者さんは是非、馳浩事務所にご連絡を。

 総会には、新聞だけでなく、テレビ局まで、多数のマスコミが取材に来ています。でも会議はすれども、問題点は解消されず、法案は国会に提出されないので、ニュースになりません。いったい総会で、どんなことを話しているんだ、その雰囲気だけでもみなさんに味わっていただきたいと、2015年9月2日におこなわれた「超党派フリースクール等議員連盟・夜間中学義務教育拡充議員連盟合同総会」の音声ファィルほぼノーカット版をプレゼント。音質がやや悪く、雑音も入っていますが、この法案について考えることが生きがいになっている、ごりごりの野良犬研究者にはたまらない資料となっております。情報は独占するのではなく、公開するべきだ。

 発表されている未定稿の条文は立法チームがつくったものではなくて、いまだに馳浩座長の試案のままなのです。懸念や問題点が修正されないのは、馳浩(というか自民党もしくは文科省)が突っぱねているからなのだ。全然まとまってない。これで法案を提出するのか? 気になったところを一部文字起こししておく。

23:24~ 発表された未定稿の条文に関して、「あくまでも(馳浩)座長試案として今日はおしめしをするということで、私たちは納得していますので(略)、立法チームの総意、あるいは確認されたものではないというこはまず踏まえていただきたい~」

30:17~ 鳩ポッポの弟、鳩山邦夫の発言。どうせろくなこと言わないだろうと思ったら、いいことを言っていた。「私はここまできたので感無量なんですけど。個別学習計画だとか、あるいは教育委員会だとか、あるいは文科省が答弁するとかというのを見ますと、結局また第二の学校につなごうとしているんじゃないかと、そういう意味で、のびのびとした面がうしなわれないように、ぜひお願いしたい~」

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