雪だるまと雪合戦

 横浜にもどーんと雪が降りました。20年ぶりの大雪だそうです。ひきこもりですが、雪が降るとテンションが上がって「雪だ、雪だ」と走り回って足跡付けまくりたい気持ちになります。でも、42歳のおじさんなので、自重して家の中でじっとしておりました。

 そこに、老婆ママンの誕生日を祝うために甥っ子兄弟たちがやって来ました。二人の小学生が、雪で気持ちが高ぶっている、なんてことはないのです。なぜなら、甥っ子のお父さんの実家は北海道、毎年正月には帰省して大雪を見ておるので、珍しくもない、雪の存在自体が再放送なのです。

 遊びに来た甥っ子は雪で遊ぶ気もなく、「ドッチボールと卓球、どっちがやりたい」とおじさんに聞いてきます。おじさんがドッチボールと卓球が好きなのだと信じ込んでいるようです。ただうつ気味なのと、寒いのとで、私は大変だるく、甥っ子と遊ぶのも精神的にきついなと感じるほど体調が悪かったのです。

 しかしダルイから遊ばないなんてことを甥っ子が許してくれるはずもありません。勝山おじさんは決意しました。部屋に置いてあった、日本酒を湯のみになみなみの注ぎ、きゅーーーーっと飲み干したのです。

甥っ子「おじ、なに飲んでるんだ」
おじさん「お酒だ」
甥っ子「うおおおおお」

 甥っ子びっくりです。普段甥っ子がいる時はお酒は飲まない、紳士おじさんなのですが、今日は無理が必要と、昼間っからの立ち飲みアル中おじさんに大変身です。人間としてずいぶん底辺に転がり落ちました。

 お酒を飲んで、さあ遊ぶぞと気持ちを切り替えると、日本酒がぐいぐいと効いてきたようで、部屋の中でドッチボールなんてもの足りねえ、よしっ、雪だるまでもつくろうと、甥っ子に呼びかけました。北海道で散々作っている雪だるまにたいして興味のない甥っ子兄弟でしたが、「おじさんがやりたいんなら、しかたがない」と家の前の芝生で雪だるま作ることになりしました。

 今回の関東に降った雪は、いつものベタ雪ではなく、さらさらで粉雪で、なかなか雪だるまにならずにさらさらとくずれてしまいます。それに雪だるまをつくるとすぐに甥っ子がそれにのぼるので、くずれてしまう、それの繰り替えしです。結局雪だるまではなく、登っても壊れない、ちょっとした雪山にしました。穴の開いていない、かまくらのようなものを作って雪山登山です。

 締めは甥っ子二人が雪山を蹴っ飛ばして破壊、それから雪合戦です。どうよ、子供と一緒に雪合戦なんて、無職おじさんの真骨頂でしょ。


この記事へのコメント

  1. 自分の場合、普段部屋に籠もって動かないので、道路の雪かきにも非日常性を感じてなにげに楽しんでしまいました。(そして張り切りすぎた挙げ句全身筋肉痛……)
    自分の住む北関東もかなり積もって、うちも含め近所の車庫の屋根がことごとくぶっ壊れました。

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