お金大好き寂聴先生、最後の善行

 ばーん。寂聴先生が特別講演会「遊行」と題して、渋谷公会堂を皮切りにツアーをしていることは、もうご存知ですよね。私の地元の、神奈川県民ホールでもやります。ただね、チケットが4200円なんですよ。値段も、ホールの大きさもロックコンサートさ。チャリティーとは無縁のガリガリ亡者です。

 寂聴先生も89歳、しかも一度寝たきりになっていますから、今度の講演会が事実上の、公開遺言になります。原発に反対していながら、デモには一切顔をださない。無料では話さない、という徹底ぶりはさすがです。寂聴先生の説法はテレビでしか見れないのかと残念に思っていた我々に最後のチャンスが訪れました。

 ひゃほう、チャリティー講演会です。入場料はたった1000円。しかも岩手県一戸町のアンテナショップで使える五百円の商品券付き。入場料から経費を差し引いたお金は全部、岩手県災害義援金募集委員会に寄付するという、純度の高いチャリティーイベント、入場料は実質被災地への義援金になります。寂聴先生、人生最初にして最後の善行でしょう。11/29と、明日なのです。もっと早くブログでお知らせするべきでしたが、私がこの講演会を知ったは、地下鉄の吊り広告でした。このイベントに関しては、ひきこもりは情報弱者です。外に出ないと講演会の存在すら知ることができないという仕組みなのですから。

 私はなんとか前売りチケットわ購入しました。かぶりつきで、生臭い講演を堪能しようと思います。いつもは満員御礼、即完売が売りの寂聴先生の講演会ですが、公式サイトを見ると今回は当日券があるようです。これぞ神の思し召し、みなさんパシフィコ横浜に行きましょう。

コメント

  1. 曽野綾子は、可愛げがないですよねえ。
    寂聴先生には煩悩しかないけど、愛敬があります。

  2. 食欲と性欲と名誉欲ですね。
    寂聴といい、曽野綾子といい、強欲ババアは長生きしますね。

  3. 寂聴先生に悩みなんてないですよ。
    あるのは食欲ばかりです。

  4. 寂聴先生はつまるところリア充にしか見えないので、そのお言葉が私の胸に響いたことはないのですが、前向きに生きる姿勢はある意味、仏教者らしいのかもしれないとは思います。

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