ひきこもり安息日


 休むことが大切で、疲れたから休むのではなく、休んで英気を養って元気になった人間が活動するのである、というようなことが本に書いてありました、なんかそんなような気もする。

 週に一度は何もしない日、ひきこもり安息日を設けることによって、残りの6日を充実したものに出来るのではないか、安息日はネットもやらず、テレビも音楽も聞かず、本も読まず、電話にも出ない、ただぼーっとして過ごす。徹底して、何もしないをする。

 よしやるぞと、自宅で寝たきり入院といった感じで一日中寝そべっていました。布団に寝転び、天井を眺めながら空想をする、が、さすがに途中でその空想も途切れてしまい、空想することもなくなってしまった。ずっと寝ていると背中が痛くなります、寝ながら考えることは次の食事は何を食べようか、おやつは何を食べようかという、それくらいです。昼寝をすると夜眠れなくなってしまうので、純粋に部屋でゴロゴロしていた。

 実際に、ひきこもり安息日をやってみての感想。全身がだるくなり、頭もどんよりとして、心身ともに調子が悪くなりました。元の体調に戻すのに3日もかかりましたぞ。

 反省点。そもそも”毎日が安息日”であった。そのことを見落としていました。週6日働いている人のための安息日なんだなと分かったことは、私にとっておおいなる発見でありました。

 

コメント

  1. ひきこもりカレンダーから現在までの名人を見てきました。
    郵政省時代のころの働かせ方は異常でした。あの時代以降にブラック企業やブラック労働、パワハラなどの言葉も生まれました。それ以前は本人の甘えで済まされていた時代です。
    名人の生き方は現代に合っていたのですよ。あくせくして利用されたり心身ともにやれるより障害年金貰ってのんびりと暮らす。自分も早くにそうしておくべきでした。何もかもが水泡に帰しました。

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