オランダ新聞の取材を受けた

 オランダ新聞の取材を受けた。オランダと言えば何か、チューリップ、水車、サッカー、ゴッホ、いえいえそれは違います、おらだと言えば大麻です。大麻を持っていても逮捕されない寛容の国がオランダ。世界は広いですのう。ヨーロッパの中心で、ぷかーっと大麻を吸っているオランダ人の肝っ玉のデカさが好きなのです。売春もカジノも合法です。結構な観光資源で税金もたっぷり入るという。

 どうせ禁止してもやるんだからと、現実的な対応をしている。ワークシェアリングの国であり、自転車の国であり、教育の先進国でもある。日本以外の国に行かなくてはいけないとなったら、私はオランダに行きたい。憧れの国オランダ、だからオランダの新聞のインタビューには大変乗り気でした。

 「なぜ親が嫌いなのに、親と一緒に住んでいるのか」というのがオランダ人記者の一番の質問でした。親と離れて暮らせばいいじゃないか、というのです。いがみ合いながら、暮らすのはヘンなのでしょう。ひきこもるにせよ、一人暮らしでしょ、そうじゃないと理解できないというふうです。それに対する私の答えは、どっちのストレスを取るか、ということです。

 嫌な親と暮らすのもストレスだが、外に家を借り、働いて家賃を払うのはもっとストレスだということ。日本で働くのは、キツイことだ、家賃も都心では世界一高い。悪い労働環境&高すぎる家賃、それと両親といがみ合いながら暮らすこと、どっちが取るか。私の答えは、いがみ合うほうがマシという結論です。働いて家賃を払うくらいなら、喜んで親子でいがみ合い続ける。

 そんなことを話しました。オランダでは、ワークシェアリングが実現していて、さらにスクォッティングと空き家占拠が、法律で認められています。ホームレスを公園からせっせと排除する日本とは真逆の対応です。

 インタビューでは、ひきこもりには直接支援こそ大切という話をしました。そのせいでしょうか、記者のシビラさんは私に、AMSTERDAMと刺繍された帽子をプレゼントしてくれ、日本語が読めないのに「安心ひきこもりライフ」を買ってくれ、飲食代を払ってくれ、別れ際、食べかけの甘栗を私にくれました。まさに直接支援です。が、甘栗はどうなんでしょうか。


この記事へのコメント

  1. イメージが貧乏くさいから気づかないけど
    東京の一人暮らしは、ニューヨークの一人暮らしと金額的には、かわらんですよ。
    オランダは実験的な国で、同性同士の結婚も認められている。
    育児休暇を男性がとるのも当たり前なんですよ。
    食べ物を恵んでもらうという古典的直接支援、
    乞食でございます。20年間で鍛えた、後光の力です。

  2. 甘栗好きなんで、自分も食べ物の直接支援受けたいです。
    しかし、名人にはかないません。やはり後光がさしていたのでしょう。
    お供え物みたいな意味合いなのでしょうね。
    オランダ人的に。

  3. >>オランダでは、ワークシェアリングが実現していて、さらにスクォッティングと空き家占拠が、法律で認められている。
    非常にうらやましいです。
    さすがオランダ。
    私も空き家に住み込みたいです。
    ひきこもりの直接支援に激しく同意します。団体にお金を渡さずに当事者の生活費にまわせば、どれだけの人々が救われることでしょう。

  4. 日本で一人暮らしをしようと思ったら、相当がんばって働かないといけないですよね。それにしても、オランダ新聞が勝山名人に取材したのは慧眼でしたね。

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