独立開業マニュアル

 心を癒すために本を読むこともある。ビジネス本、特に独立開業マニュアル系を読む。会社の作り方が書いてある本を読むと「こうすれば、就職せずにすむのか」と安心する。サラリーマンなんてごめんだ、独立起業だ、脱サラだ。なにやら本末転倒、結果かつちゃんは何をしたのか。

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 バカーン。勝山商事&勝山商事オリジナルTシャツです。我社とその製品でございます。このような珍品を、愛すべき読者に売りつけてしまったことを心からお詫びします。被害者は5人ほどのはず。つかまされる、とはどういうことなのか骨身にしみ、恨み天を貫くほどに違いありません。いつか償いたいと思っていましたが、機会がありませんでした。せめてお詫びだけでもとこのブログを書く次第です。申し訳ございませんでした。                                              勝山商事代表取締役社長 勝山実

コメント

  1. 九州男児様、あのような品物をつかませてしまい、申し訳ありませんでした。
    いつの日かお詫びできる機会があればと思っております。
    でも、どんなお詫びの仕方が最適なんだろうなあ。

  2.  お久しぶりでございます。勝山商事オリジナルTシャツを購入した九州男児です。Tシャツ今でも愛用しておりますぞ。袖を通すたびに勝山先生のひきこもり魂を感じております。
     次は勝山先生のエッセイ集の発売を心待ちにしておりますぞ。

  3. オリジナルTシャツ欲しいですか。しかしTシャツを一つ売るたびにボクは新たな黒い十字架を背負って生きていかねばなりません。
    いつか、田山さんだけでなくこのTシャツを欲しい人に無料で配れる機会があればいいんですけどね。明日もがんばりましょう。

  4. はじめまして。田山と申します。
    勝山様のホームページいつも楽しく拝見させて頂いております。
    ひきこもりカレンダーも持っています。
    (すみません、アマゾンで中古本買ってしまいましたが。。。)
    勝山商事オリジナルTシャツ欲しいです。
    譲ってはいただけませんか。
    ひとつ定価で購入したいのですが。
    ちなみに私も皆が高校生活を送っている間、引きこもっておりました。
    残念なことに(幸運なことに?)両親が離婚し母方に引き取られたため、引きこもれる家もなく仕方なく就職しました。
    正社員として採用された会社では、上司と喧嘩したり、妬まれたりで2回ほど首になりました。
    現在、無職。短期バイトで食いつなぐ日々です。3月中には納得のいく仕事にありつきたいと考えております。
    以上経験より、自分が引篭もっているのではなく、社会が自分を引篭もらせているのだ、と確信した次第です。
    そういった意味では、社会のメタファーである家庭という堅固な制度にある勝山さんが、両親に憤るのはもっともだと思います。
    徹底的に、かつ破滅的に引篭もってください。
    まだまだご両親は余裕があるような印象をもちます。
    食いつぶして、食いつぶして、食いつぶして
    内需拡大に勤しんでください。
    日本の眠っている貯蓄資産をマーケットアウトするのが勝山御大の仕事だと思います。
    ひいてはそれが、旧弊な精神構造を革新する契機となるでしょう。
    勝山御大は、ご自身が中学校卒であることを卑下しているようにみえますが、私は、本心は違うと思います。「中卒だからってなんか差があるの?」という思いを根底では持っているように思います。
    恐らく、ご両親は大変勝山様のことを心配しておられるのでしょう。「この子は中学校しか卒業していなくてやっていけるのかしら」と。
    しかし、勝山様は、むしろ学歴にしか信を置けないご両親の弱さ(これは社会との相似形になっている気がしますが)に苛立っているように思えます。
    その怒りは全うなことだと思います。
    応援しています。
    そして廃墟の中から立ち上がる、顔を赤く紅潮させた勝山さんの将来を期待しております。
    蛇足ながら私は最近、マルセル=デュシャンの便器の作品の経緯を知って感動しました。
    全作品を展示するという前衛芸術展に審査委員であるデュシャン自身が変名で便器を送りつけ、展示されなかったことを怒り、抗議文を新聞に発表し委員を辞職した、美術史に残るエピソードです。
    画家ながら、網膜至上主義を嫌悪するデュシャンは以後の半生でほとんど作品を作らず、引篭もりチェスに明け暮れます。
    「狂言」により現実を露にするという手法に、どこか勝山様に似ているところを感じるのは、私だけでしょうか。
    もしかしたらどちらも周囲からは奇人扱いされかねませんが、むしろ人間そのものの本性への、揺ぎ無い確信、というか、それを証明したいという欲求を私は感じます。
    大器晩成という言葉もありますので、ここで野垂れ死にしてたまるかという思いで、お互い適当にがんばりましょう。
    敬具

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