半人前公務員

 ひきこもりの新しいもう一つの就職先としてのオルタナティブな公務員、それがボクが提唱する半人前公務員なのです。

 勤務状態を言えば分かりやすいのではないでしょうか。週3回、1日4時間勤務です。月水金の午前中だけ働く人、月水金の午後だけ働く人、火木土の午前中だけ働く人、火木土の午後だけ働く人、この4人が力をあわせ似非一人前公務員となり働くのです。半人前ですらないじゃないか、そんなつっこみはここでは遠慮してください、武士の情けをお願いします。

 初任給は5万円くらいでどうでしょうか。4人いるので一人分の仕事しかしないのに20万円ほど払うことになります。でも、公共の福祉という言葉の意味をよくかみ締めていただけば、けして高くないと思います。

 国際競争でボロボロの民間企業での、半人前理想主義の実現は難しいと考えます。国の機関がどう見てもゆるい。競争がないぶん可能性がある。なぜ公務員に半人前枠を設けようとしないのか、それはいかんの「い」を表明するものであります。Illust37_thumb

コメント

  1. 更に同感です。
    これでも、ある一定の人間関係の中で、拘束時間をすごすと言うのは、かなり僕にとっても酷かもしれません。
    と言って、抗うつ剤を飲むと感覚が鈍くなるばかりか、ねむくなってしまうので・・・。

  2. こういうヒューマンな勤務体制こそ必要でしょう。
    でも実はボクにはこれでもきついのであります。

  3. 一票入れます。
    うん、これなら僕にもできそうだ。

  4. いいアイディアですね。
    僕もずっと前から、こんな感じの勤務状態がないものか考えていました。
    公務員というと、やっぱり狭き門を通過するような難しさがあるようですが、そんなに難しい仕事ばかりではないような気がします。
    午前と午後、または曜日によって勤務する時間を分ける・・・いい勤め方だと思います。
    ガツガツ厳しく生きる生き方は、もう限界かもしれません。
    もっと、自由に、本当にその人らしく生きれる時代になるといいと思います。
    ちょっと話が異なりますが、以前ラジオで聞いたんですが、公務員の待遇に対して、雇用保障された勤務状態と、自由雇用の勤務状態です。
    雇用保障の方は、月々の賃金がちょっと低めにその代わり終身雇用に、自由雇用は、身分は契約雇用で、賃金は高い代わりに終身雇用ではないという2タイプを設ければいいのではないかと、某作家兼元某県知事の方が言われていました。
    引きこもりは、新しい世界や、人間関係に入るのが当然苦手なので、ちょっと賃金が低くても終身雇用で雇ってほしいものです。
    現在は、まったく逆のような雇用状態で、いつも転職を余儀なくされる悲しい状態だとおもいます。僕の経験から・・・

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