内閣府主催公開講座「ひきこもりを考える」について(4)

 どういう形にせよ国がひきこもり支援に関心を持ってくれるのは嬉しいことだ、などと安心していていいのでしょうか。ひきこもり三成こと、川上憲人を見くびってはいけません。世界精神保健日本調査というめちゃくちゃを、研究費と時間と人を注ぎ込んでおこなった張本人です。あなたはこの調査を受けたことがありますか。

 あるはずがありません、国内の一部(岡山1274人、鹿児島778人、山形770人、栃木550人、神奈川377人、長崎208人)の地域を〝恣意的〟に選んで行なわれた調査だからです。東京や大阪といった大都市では一切行なわれていない。作業に長い時間を要したため、最初と最後の調査の間には3年の年月が流れています、ちょうどひきこもりからニートへ世間の関心が移った時期です。

 これが調査でしょうか、否違います。統計学的には0点です。さらに憤慨するべき事実を述べなくてはいけません。数少ない調査地のなかに神奈川県横浜市磯子区が含まれていることです。

 上九一色村と言えばオウム真理教、信濃町といえば創価学会、代々木と言えば共産党、では横浜市磯子区と言えば何か、コロンブスアカデミーでございます。ひきこもり版戸塚ヨットスクールの本拠地であることは、磯子区民の常識です。ここを調査地に選んでいる時点で川上憲人による世界精神保健日本調査が、意識的にインチキをしていることが分かる。

 全国から無作為に抽出するべきだ、はっきりと評判の悪いひきこもり支援団体の本拠地を調査対象にするべきではない。過去に起こした事件を思い出してください。コロンブスアカデミー事件簿←長くなるのでまとめて別ページにしました。

 こんな殺人(故殺)が起きるような施設は閉鎖になって当然だとお思いでしょうが、戸塚ヨットスクール同様、コロンビアアカデミーは 現在もはりきって運営中です。むしろ人が死んだあとに拡張し、お好み焼き屋コロンブスが新装開店、精神障害者の支援にも食い込んでいます。こんな問題のある施設で通ったり、働いている人たちのほうが、「不登校や家庭内暴力の少年」よりもずっと問題がある。<続く>

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コメント

  1. Twitterのアカ持っていないので、こちらにコメントさせて頂きます。
    福島竜、こいつがあのリンチ殺人事件の犯人だったのですね。
    なるほど、確かに“いかにも”な顔してますよ。
    余談ですが、「育て上げ」ネットは創価学会ではないと思いますよ。
    公明党や創価は以前からニート利権に寄生し、「ワカモノのミカタ」を自称しているので、その成果をアピールする目的で『第三文明』のような機関誌で支援者を頻繁に取り上げているのです。
    それも、『社会貢献に取り組む、若き起業家』などといった論調でね。
    迷惑な話です。

  2. 恐ろしい。なんかアルカトラズを連想
    させる施設ですね…。

  3. さすが勝山さん読み方が深いと感じました。やはり、このイベントから想像するに官僚組織の新たな利権、縄張り、予算確保、その下でぶら下がって、補助金でヒキネタで飯を食っている連中のキャンペーンなんでしょうか。

  4. 早く戦国の世を静めなければいけません。
    アイ・メンタルスクールの横浜版です。
    保守的な土地柄だからこそ、こういう組織が生き延びられる。
    マハポーシャこと、お好み焼き屋コロンブスをボイコットしよう。

  5. 保守的な横浜の地において、このような悪がいようとは。
    コロンブスのような組織に対し、一矢報いるために我々は何ができるのか。
    考えさせられました。

  6. これは知りませんでした、戸塚・長田という二大巨悪の他にこんなものまであったとは…。本当に戦時下ですね…。

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