俺たちのひきこもり経験談

 家事手伝いを本業としているひきこもり中年男子ですら、一時的に外に出て働けた時のことをひきこもり経験談として話してしまうことがあります。例えば、きっちりやることの決まっているマニュアル仕事のほうが気が楽でアルバイトが長続きしただとか、大きな会社よりも小さく家族的な雰囲気の会社のほうが働きやすいだとか、そんな話をみんなの前でしてしまうことがあります。

 これはひきこもり経験談なのでしょうか。ひきこもり人生において、就労とは全体の割合からいうと1%でしかありません。なぜこの1%を主題に、ひきこもり経験を語ってしまうのでしょうか。俺たちのひきこもりライフを、99%の部分をメインとして、語るのが正しいやりかたではないでしょうか。

 野茂英雄が日本のプロ野球を辞めて、アメリカメジャーリーグに挑戦しました。その模様をBS衛星放送でご覧になった人も多いことでしょう。時差の関係で平日の午前中に生放送される、本場のベースボール。これこそ、安心ひきこもりライフに対する最大の援護射撃です。ひきこもり戦中派である、ひきこもり中年男子なら野茂の偉業に敬意を表することに、異を唱えるものなどいないはずです。笑っていいともが始まるまでの、平日午前の「テレビ暗黒タイム」に光を与えてくれた、あの喜びを忘れてはいけません。戦争体験を子供たちに伝えていくように、この貴重なひきこもり経験は語り継がれるべきものです。

 野茂のメジャー挑戦こそが、正しいひきこもり支援だと語ることが、ひきこもり経験談ではないでしょうか。イチローや松井こそ、俺たちのレンタルお兄さんではないでしょうか。語りつくせない、ひきこもり経験。こんなもんじゃない、これは一例でしかありません。もっともっとひきこもり資産運用が必要なのです。Nomo


この記事へのコメント

  1. ひきこもりライフの醍醐味とは何でしょうかね。
    平日午前中のTVを日本人メジャーリーガーが活気づけたことは間違いありません。僕も野球好きではあるので結構楽しめます。
    自分にとって平日午前中のTVといえば、テレビ朝日で十時半からやっている時代劇の再放送でしょうか。高校生のとき、朝起きたら十時過ぎで、なぜか時代劇を見ながらのんびり朝食を食べ、昼休みに学校に着き、午後の授業だけ受けて家に帰るなんてことをよくやってました。
    あと、ひきこもりでよかったと感じるときは、相撲をやっているときでしょうか。相撲って平日でも6時までに全取組が終わりますよね。野球のナイターみたいにサラリーマンなんか相手にしてないわけです。相撲界はいまだに江戸時代なのです。そこのところが、僕が相撲を愛してやまない一番の理由です。
    現在、僕の平日午前中ライフの心の支えは、J-WAVEのクリス智子さんです。彼女の声を聞いているだけで幸せな気分になれます。

  2. リーマンブラザースと聞くたびに、
    サラリーマン歌手シャインズ(SHINE’S)を思い出します。
    最初の10年間はパソコンなしのひきこもりです。
    ひきこもり2年というだけでも、まだ勝ち組ですね、
    安心してひきこもってください。
    自己嫌悪は、立派なひきこもり中年男子になってから始めるものです。

  3. そういえば勝山さんはネットのない時代からのベテランで有らせられましたね。
    僕の想像力では十数年来と聞いても、当然今と同じようにパソコンで修練を積んでいるものとしか思えませんでした。
    こういうのを想像力の欠如なんて呼ぶんでしょうねw
    その頃はいったいどんな毎日だったのでしょう。ネットのある今からすると地獄のようにも思えますが、その頃にはその頃なりのひまつぶ――修行方法があったのでしょうね。
    ここ数カ月僕は隔週ペースで、図書館という唯一の外出先へ出かけ、しこたま本を借りて読みふけるという割と充実したひきこもりライフを過ごせていますが、このブログと出会うまでは明日こそ本の角で頭をぶつけて死んでやろうという勢いで自己嫌悪していました(今日こそじゃなくて明日こそってとこが引きこもりらしいですね)
    だんだんと今回の記事内容から脱線していってますが僕はこのブログと出会えてよかったということが言いたかったわけです。ネットがなくこのブログもなかったら図書館にすら通えなかったわけですから。
    ひきこもり歴2年ちょいの若輩少年引きこもりには自分を肯定する燃料なんてほとんど持っていませんでした。
    そこから嫌なことは嫌の精神に目覚め、自分をぶち殺さずにすんだのはやっぱり東芝(僕のPC)やマイクロソフトやあと数えきれないくらいにたくさんの人とこのブログと僕自身のおかげなわけです。ありがたいことですね(すべてに感謝するという宗教くささがプンプンしますね)
    結局自分のことをぐだぐだ書いただけですが、まあ満足したので帰ります。また来ます。なんかすいません。

  4. まだまだ、本質的なひきこもり派部分の人生生活シェアを獲得していないという事だと思います。
    ひきこもりなんだけど、何となく多数派の中に入れました!てへ。
    と言うような、何となく照れ隠しが裏に見え隠れしているようです。
    日本の企業体質も、派遣、アルバイトでまかない、就職もできない状況を作った事が、緩やかなもしかすると、見えないところで急激な崩壊が進んでいるような気がします。
    某国の何とか兄弟とかいう会社が崩壊してその影響が、来ているとか来ていないとか。
    僕も含め、ひきこもりにはこんな問題どうでもいい事とは思いますが、もう長年続いてきた多数派企業就労体質は早々に、変化を要求されると思います。
    今までが、こうだったから、これからもこうだろう。
    そんな声が聞こえてきそうな雰囲気ですが、やはりかなりの速さでこの体質は、崩壊する可能性があると考えます。
    崩壊後の新しい変化に対応する為のヒントや、解決策ってもしかするとひきこもりや、精神的病などの何からの世の中とは違う体験をして、様々な葛藤や苦しみから生み出されるものかもしれません。

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