ひきこもり疲労困憊

 何もしなくても疲れるようになったら、ひきこもり疲労が蓄積している証拠です。体は動かさなくても、精神的に疲れると、体のバッテリーの性能が落ちて、簡単に疲れるようになります。

 真人間なら、寝れば充電される体力も、ひきこもり疲労が蓄積していると、放電ばかりでちっとも充電されません。それならばと、だらだら寝続けて、10時間以上寝るようになったら、相当疲れているサインです。働いてもない、たいして行動もしていないのに、何が疲れるんだと思うでしょう、心が疲れるのですよ。

 働きもせず、学校にも行かず、年だけは取っていく。尋常でないストレスにさらされているのですから、精神疲労は計り知れないものがあります。ひきこもり精神疲労を取るには、「何も考えない」しかありません。ゲームやテレビ、本、マンガ、頭をからっぽに出来る趣味が欲しいです。もちろん体を動かすスポーツもいいですが、ひきこもりですから難しい。とにかくカラッポ人間にならないといつまでたっても疲労困憊のままです。

 ひきこもり精神疲労による悪循環ストーリー。寝ても疲れが取れない→睡眠時間が増える→寝れば寝るほど疲れるような気がする→朝起きるのが絶望的になる→起きてる時間が少ないので忙しい→どうしてもやらなきゃいけないことはやらなきゃ→夜がんばる→昼夜逆転→太陽の光を浴びなくなる→昼夜逆転強化→もやし色の肌になる→ひきこもり強化→こんなのじゃだめだと目覚まし時計を朝6時にセット→当然起きられず挫折感がつのる→徹夜をして一度リセットしようとする→徹夜の辛さに耐えられず昼頃寝る→尋常でない昼夜逆転になる→夜中から朝にかけて活動するというドラキュラ生活の完成。

 睡眠の狂いとともに、ひきこもり虚弱体質特有の、腰痛、肩こり、耳鳴りなども出てきます。心が疲れているよーっと、体が悲鳴を上げているのです。考えない、約束もしない、脳みそカラッポライフだけが疲労を取り除いてくれます。ゲームがお薦めですが、それ以外だと、パソコンの整理がお薦めです。いらないソフトをアンイストールするとか、データのバックアップを取るとか。お金にならない仕事に精を出すのです。

 ちょっとやるとすぐに不具合の壁に当たり、パソコンは思うように動かない、カアーーーーーッと熱くなっているうちに1日なんてすぐ終わっちゃいます。もし家に古いウインドウズマシンがあったら、それに無料OSのUbuntuのインストールにチャレンジしてみてください。快適なパソコン生活と同時に、困りはしないけど、なんとなく気になる不具合に関して、いろいろ本を読んだり、ネットで調べたりしているうちに、良い意味でドツボにはまって、食べず眠らずの野口英世のような研究生活に没頭できます。OSをubuntuにして以来、私は退屈したことがないです。パソコンが遅い、もう少し速くならないかなーって、あれやこれやっているだけで、人生終わりそうです。

 

 

コメント

  1. デスクトップは最新のUnityではなく、
    Gnome Classicに変更して使っています。
    自分流に簡単にカスタムできるところをubuntuの良さですよ。

  2. ubuntu、最新版だと左のほうになんかツールバーみたいのが常時表示されるみたいで嫌です。古いほうが良かった・・・。こういうのも含めて、名人は好きとおっしゃってるのですか?

  3. ゴトゴトと読み込んでいる時間が
    ファミコン育ちには辛いですよね。

  4. DSはソフトがCDのゲーム機と違いロード待ちでストレスを
    感じない所が好きです。
    疲れやすい引きこもりにぴったりだと思います。

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