ひきこもり果汁100%

 ちゃんとひきこもるとはどういうことなのか、しっかり話しておきましょう。安心ひきこもりライフとは何か、それは100%ひきこもることです。

 ひきこもり廃人、悪いひきこもりライフとは99%ひきこもって、残りの1%を就労活動に費やすことです。結局この1%が残りの99%を台無しにする。ひきこもり人生のたった1%でしかない就労活動によって、挫折感と後悔、自己否定、劣等感にさいなまれたひきこもりライフを送る羽目になる。違うだろうか。君は人生の何パーセントを労働に費やしたか。その労働が人生の「ほとんど」であるひきこもり時間にどれほどのダメージを与えたか。

 就労という一滴の毒が、ひきこもり井戸の水、全部を飲めなくしてしまう。1%の就労のために、99%のひきこもりライフが苦痛に満ちたものになる。就労とは、ひきこもりにとって煩悩のようなものです。これを吹き消してしまえば、ひきこもりが100%になれば、安心ひきこもりライフが訪れる。究極の安らぎが、そこに待っている。名人と廃人をわける1%、そこが肝なのですよ。Photo_3

コメント

  1. 95%とは生半可なこもりっぷりですね。
    5%も就労に費やしていることになり、苦しみも5倍。たいそう苦労していることでしょう。
    心中察するに余りある、とはこのことです。
    1%でも毒は毒、就労は毒です。それを肝に銘じておけば、
    おのずとひきこもり安心ライフへと心が向かうはずです。
    しかし、ぴえろ&おぶろもふの大コメントには圧倒されてしまいます。
    外こもり、ホームレスのことかと思ったら、これはバックパッカーのことなんですね。
    旅行者は気楽で、生活者は苦しい。
    日本だって、外国の旅行者にとっては人情と文化のある、楽しい国だと思います。

  2. こんにちは。
    十年位前?に一度メールしたことがあるものですが、忘れていただいていても全然かまいませんが、お久しぶりです。
    引きこもり名人が、これをどう思うかな、というのを聞いて見たいニュースを見まして。
    コレ↓
    http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080830/trd0808302219021-n1.htm
    外こもりって私は始めて耳にしたので驚きましたが勝山さんは聞いたことありました?
    ありだと思います?

  3. 僕の最近のコメント、長過ぎて恐縮です。
    勝山さんの大演説よりはるかに字数が多いというのは、例えるなら、居候がどんぶり飯を何杯も食べているようなものですね。反省です。
    これからは、俳句のように、短く、簡潔に、真実を表現してゆきます。やせ蛙負けるな一茶これにあり、です。何のこっちゃ。
    さて、最近は雨の日が多いですね。朝、というか昼、目が覚めたとき、天気が悪いと、ほっとします。「晴耕雨読」という諺があります。雨の日は会社や学校を休み、お家でのんびりご本でも読んでなさいと古人も言ってます。ひきこもりの場合は「晴読雨読」、「晴眠雨眠」といったところでしょう。
    TVを見てるとCMに洗脳され、不知不識のうちに物欲をかきたてられます。散歩していても街には消費をあおるための罠が到る所に仕掛けてあります。ぼんやり歩いていたら、いつの間にか、コンビニやブックオフに入っていたりします。すると条件反射的に何か買いたくなる。でもお金がない。すると「ちょっとバイトでもしてみないか?」という悪魔の囁きが聞こえてくるのです。
    正社員だろうと、バイトだろうと、すべての職場は苛酷な生存競争の法則に支配されております。最低賃金同然の時給だからといって、たらたら仕事しているとすぐ怒られます。一生懸命働くのが当たり前なのです。ウンザリします。
    僕は、へっぴり腰の就労活動を始めては上手くいかず消耗したり、まぐれでバイトに採用されても職場でいじめられ、心身ともにボロボロになり、クビになったりしてようやく、ひきこもりライフのすばらしさに気がつく、といったことを繰り返しています。ひきこもりの世界に入門してからかなり経ちますが、いつまで経っても初級者です。名人と廃人を分ける1%の壁がなかなか越えられません。

  4. 僕は95%でしょうか。
    目の前に、青春時代を謳歌し、学校をスムーズ卒業、結婚し、子供もいる・・・なんて、世の中のお手本の1つの同い年の親戚がおります。
    毎日毎日手にとるように、多数派思想行動をまっすぐと進んでいくのが手にとるようにわかり、まるでそれは新幹線のレールのよう。
    僕のように、精神ぼろぼろ、草に埋もれた廃止寸前のローカル線のレールを、車体を右に左に、それこそ脱線しながら進んでいるぼろ列車とはわけが違います・・・。
    と自分自身と日々比べ、親も親戚からも比べられ、そんな人生を過ごしてきましたが、精神を病み、ハッキリと脱線し、何となく復旧のめどが立たなくなったローカル線。
    ローカル線ならば、廃止の決断をだせばそのまま列車の通らなくなったレールは錆びて、走らなくなった車庫に雨ざらしなった車体は錆びが出て、やがてレールは草に埋もれ、時代とともにそこに列車が走っていたことも忘れ去られるのですが、
    残念ながら僕は、復旧困難になっても、廃止ではなく休止状態のままです。
    さて、いつまでこの状態が続くのか・・・。
    横浜ローカルの話題になると、ドリームランドモノレールがその象徴かも知れません。
    あれは、ずっと走らなくなってからも、廃止ではなくて、休止でしたから・・・。

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