病院で死んで、火葬場に行って、骨をお墓に埋める。この3点セットは反葬式主義者の人も受け入れなければならないようだ。アインシュタインは墓を作らず、灰を川に流したという話に感銘を受けたものの、日本でやるとなると、まず焼いた骨をトンカチか何かで細かく砕いて粉状しなければなりません。あなたは出来ますか、否できません。
遺骨が残るように低い温度で焼くものですから、困るよな。それが気に入らないといって、高温で焼き粉骨する火葬場を建築する人…はいません。ここを受け入れざるを得ない。結果として、遺骨収容場所としてのひきこもりピラミッドが必要になってくるのです。ひきこもり専用の共同遺骨収容所です。
なぜ、病院で死ぬのか。ひきこもりが一人部屋で死ぬことを、世間では変死といいます。事件か自殺か病死か検分しなくてはならず、警察及び親族・近所の人を煩わせます。一人でひっそり死ぬなんていうのは無理で、最低自分以外にもう一人、優しく見守ってくれる人がいなくてはなりません。ひきこもりには無理な話です。死期がせまれば病院に行き、治療も受けず痛み止めだけの薬だけを貰いながら、医者のもとで自然に命が尽きるのを待ちましょう。
生きている間はもちろん、死んだ後まで燃えないゴミと面罵されるであろう、ひきこもりを支援するためにもひきもりピラミッド、いかがでしょうか。
コメント
戸田葬斎場はいいですね、知りませんでした。
貴重な情報をありがとう。ここで粉砕してもらいたい。
場所が遠いのが残念だな。
理想的に死ぬのは、生きることより遥かに簡単だと思いきや、
結構下ごしらえが必要のようです。
ひきこもりホスピスの理事に立候補させていただきます。
神官衣としての勝山商事オリジナルTシャツ、
大賛成です。使い道が見つかり心が軽くなりました。
終末期とはいえ、ひきこもりにとって一般病棟は敷居が高いでしょうから、ひきこもりホスピスがあるとよいかもしれませぬ。勝山理事の誕生ですな。
あと墓守りが必要になってきますな。またひきこもりピラミッドですから、納骨時にひきこもり神官がいるとよろしいかと。神官衣はもちろん勝山商事オリジナルTシャツ。これは儀式後に副葬品として納めるのもよろしいですな。
うーんなるほど……。こうして細かく具体的に考えてみると、なかなか現実はキビシイですね。思えば、生まれたらお役所に自分の存在を登録(?)されて、そのまま死ぬまで管理されるわけですからね。人間社会という牢獄の中で生涯を過ごすことを強制され、しかもそこに蔓延っているルール(常識)に逆らうのは許されない、という感じですか?
本当に自分の理想通りの死に方が出来るのなんて、世間が味方してくれている人だけなのかも知れませんね。
横浜市の火葬場ではやっていないと思いますが、実は、粉骨(遺骨を粉にする)をやってくれる火葬場があります。
東京の板橋区にある戸田葬斎場です。
戸田葬斎場
http://www.toda-sousaijyo.co.jp/funkotu.html
火葬後、遺族の立会いで遺骨を専用のミキサーのようなものに入れ、粉末にするようです。
また、この後の埋葬の段階で自然葬(法律で定められた場所で散骨)、散骨などもやっているようです。
この火葬場は、公営ではなく、民間の火葬場なのでこのようなサービスがあるのでしょう。
サービスがあると言う事は、需要があるのでしょう。
日本では、いつの時代からか火葬された遺骨を、骨壷に入れて埋葬と言う形をとっています。
東日本では、遺骨全部を拾い、西日本では、一部の骨だけを拾う風習があります。
これが外国だとどうするかと言うと、やはり遺骨を骨壷に入れて埋葬する事もあるようですが、場所によっては、火葬した遺骨をミキサーにかけて粉末状にして、散骨または自然葬する事があります。
というか、多いかもしれません。
日本では、一部の場所を除き、その日のうちに火葬に立ち会って遺骨を拾い、遺骨を受け取ってきますが、外国では、火葬に立ち会わず、数日後に遺骨の粉末が入った骨壷を受け取りに行くパターンが多いようです。
もちろん、国と地域によって様々な方法で、火葬、拾骨、埋葬をやっているようですが、アメリカなんかは、この方法が圧倒的に多いのではないでしょうか。