「山奥ニート」やってます。を読んだ

 2回読んだ、おもしろかった。村人全員R80の超限界集落で、原田知世うたうところの天国にいちばん近い村で、マウンテン・ニートが15人も集まって生活しているのですからな。

 ヘンリー・デイビット・ソロー『森の生活』は2年間、マーク・ボイル『ぼくはお金を使わずに生きることにした』のは1年間。山奥ニートは5年間やっていて、しかもまだ継続中です。

 私は縁があって、山奥ニートがまだいなかった頃の共生舎も知っています。当時の代表であった山本さん(敬意を込めて翁と呼ばしてもらいます)の思想を、この本で初めて知ることができました。俺要約すると、

「人には自分にあった履物がある、靴に足をあわせるんやない、昔わらじを編んだように、足に合わせて履物をつくるんや。そうすれば足は痛くならないし、どこまでも、ずんずんと、歩いていける。そのための時間と場所がいま必要なんや!」、これが翁のわらじの思想です。泣けるのう。

 そんな翁の蒔いた種が、最初の場所から移ったりと、いろいろと、もういろいろとあったけれども、こうやって続いて、そして本にもなったのですから、感慨深いものがあります。この本を読む人は、実際に山奥ニートがどうやって生活しているのか、特にお金のやり繰りはどうしているんだということに関心があるでしょうが、それはまあ、せっかくなんで読んでみてくださいな。

 


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