サルートン! 1/24日から28日にかけて北海道に行ってきました。独立系書店シーソーブックスでイベントもしました、なのにブログで告知をしなかったのは、予約の段階ですでに満席になっていたからです。
すべては無事に楽しく北海道ツアーは終了しましたよ。
あれから3ヶ月、今さらですが簡単に北海道ツアーの報告というか、よもやま話をちょろっと書いておきます。
その① 北海道行きの航空チケットは安いぞ
エアドゥーの東京⇔北海道の航空チケットは(時期にもよりますが)片道6500円と怖ろしいほど安い。関西行きの高速バスと値段的にはさして代わらないじゃないのか。格安航空を初めて利用しましたが、難しそうと思っていたスマホを使った搭乗手続きも、特に問題なくできました。
ただ欠点が3つある。早めの予約が必要なこと、チケットの日時の変更が不可なこと、キャンセル料が50%と割高なことです。しかしそんな欠点を補って余りある値段の安さ、AIRDOを民衆にお薦めいたします。
その② 1/25独立系書店シーソーブックスでイベント開催
無事に楽しく終了しました。来てくれたみんな、主催してくれたみんな、シーソーブックスに大感謝です。これがなかったら、北海道飲み会ツアーになっていました。
その③イベントとその前の集まりについては漂流教室の相馬のブログを読んでくれ。だいたいこんな感じです。
怒りを流さない
https://hyouryu.hatenablog.jp/entry/2025/01/26/233000
その④イベントの次の日を含むあれやこれについては杉本さんのブログを読んでくれ。ここに全部書いてある。
勝山実さんトークショー@Sapporo スピンオフ
https://note.com/kenjisugimoto_19/n/n3b278f257cad
その⑤エスペラントの家(?)に無料で泊まった。
もともと二泊三日だった予定を、四泊五日に延長したのは、ななな、なんと、エスペラントの家(?)に無料で泊まれることになったからです。
エスペラントの施設には過去に、栗原康さんがG8の時に泊まったのだという。そんな由緒ある場所には是非とも泊まりたい。
エスペラント邸に無料で泊まる条件は、エスペラント語の講座を受けるか、エスペラント語のプロパガンダ映画を観るか、エスペラント語のレポートを提出するかの三択。私は映画を選択しました。
素晴らしい施設、こういう場所を運営できる、エスペラント組織の底力を感じました。ダンコン!
その⑥札幌の珍スポットを観光
世界的建築家だと言い張るきなくさい男、安藤忠雄がかかわっている「頭大仏殿」、のある霊園に、観光として見に行きました。
結論、素晴らしい。お薦め珍スポットです。
ここは絶賛売り出し中の集合墓地であり、新築霊園なのですが、墓を多くの人に高値で売りつけてやろうという魂胆から、霊園内にあれこれオブジェをつくってテーマパークのようにしております。
その中心にある、ランドマーク的存在が「頭大仏殿」なのです。そのまわりをモアイ像やらストーンヘンジなどの、一貫性のない石像たちが、あちこちに立っている。
全部パチモン、というかレプリカ。言うまでもなく、ここはイースター島でもなければ、イギリス南部のソールズベリーでもない。北海道です。ただオブジェの出来はなかなかよい。
頭大仏殿がどんなものか説明をすると、屋根付きサッカー場のグランドに、大仏を建立した様子をイメージして欲しい。
外から見ているだけだと、頭の部分しか見えないのですが、建物の中に入り、サッカー場で言えばスタンドの部分に立って頭大仏を見ると、太陽の光が後光のように大仏を照らすという、心にくい演出となっています。
世界的建築家の名を語るペテン師だと信じていましたが、これに関しては安藤忠雄、なかなかやるじゃないか。
霊園内にモアイ像が大量にある。なぜモアイ? 推測ですがこれはガハハ社長の仕業ではないかと思う。世界中の有名な遺跡のレプリカを並び立てて、霊園をレジャーランド化して客を呼びこみ、墓を売りつける。
おそらくこの霊園のオーナーは角栄のようなガハハ親父のはず。
「墓石が作れるんだったら、モアイ像だって、ストーンヘンジだって、なんだって作れるだろう、似たようなもんだ、ガッハッハッ。著作権もないし、どんどんつくって並べてしまえ、ガッハッハッ」
土産店も充実しており、いろんなグッズが売っている。そのなかでもブッダニット帽は完成度が高くて、思わず買いそうになってしまった。ガハハの商魂恐るべしですな。
さらにそことは別の場所に、もうひとつ観光スポットとして、日本最大(?)らしいという涅槃像のあるところにも行ってきた。涅槃像がちょっと高い位置に飾ってあって、間近で見るということはできませんでしたが、珍スポットとしては充分におもしろい。撮影禁止という点だけがちょっと残念ですが、霊園に行ったのなら、こちらもついでに寄ることをお薦めしたい。いいところですよ。
コメント