甥っ子次男坊が走りよってきて、叔父さんとDSがしたいとねだるのです。じゃあやろっかと座ると、叔父さんが電源を押してというのです。言われたとおりにしてニンテンドーDSを起動。ん、おやおや外国語になっているぞ、英語っぽいけど英語じゃない、スペイン語じゃないか。「設定をいじったろう」と聞くと、いいから早くボタンを押せと叔父さんにせまり、Aボタン、Bボタンを次々押させるのです。
それはいいとして、「設定いじって外国語にしたでしょう」と聞くも何もしてない、ボタン押した叔父さんでしょ、と知らぬ存ぜぬを決め込むのです。3歳児なりの完全犯罪というか、罪をなすりつけようとする陰謀ですよ。いろいろいじっていたら、変な風になってしまった、困った、怒られる、そうだ叔父さんがやったことにしよう! そうひらめいたのでしょう。しかし叔父さんには通用しません。先に自分が設定をいじったんでしょと、ひきこもり警部として問い質すと、
「腰が痛いのう」
そう言ってすっと立ち上がり、台所にいる爺のところに行ってしまいました。腰が痛いといえば何でも許される、ぎっくり腰おじさんの秘伝の技をいつの間にか会得していたようです。子供は大人のここぞという部分は、けして見逃しません。本日、甥っ子の保護者である妹から、次男坊が保育園で「腰が痛い」といっては、歩こうとせず保育園の先生におんぶしてもらっている、という報告を受けました。
もう、甥っ子の前で腰が痛いなどという泣き言は生涯言うまいと、固く決意したのでした。
コメント
勝山さんと甥っ子のやり取りを見ているのは
なにかほほえましいものがありますね。
甥っ子がいるってどんなもんなんだろうなぁ…。
ところで、勝山さんはまだ作業所に行ってるんですか?毎日いくわけですか?
それから、パソコンのログインするときにパスワードをかけていますか?そうすればお母さんに盗み見られる心配がなくなると思うんですが…。
お兄ちゃんが怒られるのを見て育ちますから
そうはなるまいと、智慧をしぼるのですよ。
次男(次女)というものは
どこも一緒ですね。
そういう私も次女でございますが、
学校が嫌いだったので、朝母親に起こされると取りあえず「風邪をひいたみたい」といってみていました。
あと、遊びに行った先で借りて読んでいた本を破いてしまい、その家の次女(当時3歳)のせいにしたことは、今でも私の心を痛めています。