未来を買う

 借金をするということが、未来の物を買うという意味ではないというのはわかる。家をローンで買う。でも、実際は買えてないんだよね。借金払い終わるまでは、自分の物になってないんだ。マイホームとは名ばかりで、賃貸もしくは差し押さえ物件のようなものなんだ。利息がどーんと付く分、割高とも言えるからだ。マイホームという言葉は割高な賃貸住宅を借りさせるための詭弁なんじゃないかと思う。ローンを払い終われば自分のものというが、その頃は購入者は老人だろう。あと建物、コンクリートには寿命があるから、自分の物に成った時には価値のない、建て替える必要のある減価償却済みのものになっているはず。

 借金・ローンで何を手に入れるのだろう。物と引き換えに、自分の未来の自由を売っているとしか思えないのです。

コメント

  1. ローンで手に入れたものを
    全額払い終わる前に手放そうとすると、
    買ったつもりでも、買えてなかったと実感します。

  2. まさにそうですね!
    横浜市内でも綺麗なマンション、一戸建てが増えていますが、本当はそうなんですよね。
    人生を考えてみると、僕は何となく、錯覚とムダでできているではないかと感じる事があります。
    高いものをローンで買う(長期賃貸物件)と、何となく平凡な自分の人生が、きっと違うものになるはずだ。
    お金を払ったら、すべて自分のもの・・・。
    でも、よくよく考えるとどんな高い物に身をゆだねる事ができても、平凡な人生はそのまま。
    何となく変わった気がするだけ。
    価値がある、欲しいと思うのは人それぞれですが、多分、それを手に入れることが本当に必要な事なのか、本当はそんなものは、それほど欲しいものではないのだろうか。
    でも、人間があの世へ行くときは、それらすべてのもの、自分自身の体だって持って行けないんですから・・・。
    自分の物、マイ○○は、実はそれは大きな錯覚ですね。

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