もし、自分に子供がいたらと思って、想像してみてください。子供が運動会の絵を描いたのですが、黒色の運動場に、黒色の本人、黒いお母さんに、黒いお父さんといったようなものが出来上がりました。いかがなものでしょうか。
ボクの甥っ子の絵のことなんですけどね。我が家では、このような絵を描く甥っ子を「雪舟」と呼んでおります。2ちゃんねる的な表現を使うなら、水墨画キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!です。クレヨンと色鉛筆ではだめ、墨と硯がないとこの子の才能は発揮できない、そう思い込むことにしています。
甥っ子の黒い絵に、子供の心の奥に隠されたメッセージがあるのでは? とちょっと不安にもなる。精神科医が見たら、病名をつけてしまいそうだなあと心配し、いろんな色を使うよう、甥っ子にカラフルな色鉛筆を強要して、嫌がられたこともある。以前に勝山叔父さんの似顔絵を描いてもらったことがあるのですが、髪の毛が四本しかありませんでした。これはメッセージなのでしょうか。
コメント
僕が保育園の卒園製作で描いた絵は、画面の右半分いっぱいに真っ黒い富士山がそびえ立っているというものでした。
あまりに殺風景にみえたのか、誰か知らない大人の筆で、作者の僕に無断で、富士山の横に美しい山並が描き加えられていました。
僕の場合は、単なる低脳児で富士山ぐらいしか描ける物がなかったことと、同級生や保母からのいじめが絵に暗い影を落としているだけですが、甥っ子さんは掲載されている絵を見ても明らかなように、実に天真爛漫で、雪舟にも負けないくらいの才能が輝いています。お世辞抜きで本当に将来有望だと思います。
記号的な表現なしの、オリジナル墨絵なんでよね。
画伯の気持ちは、画伯にしか分かりません。
頭のさっぱりした人…、ボクもマジギレしてよろしいでしょうか。
世相を黒で表現しているのだとしたら、
五歳児とは思えない、社会風刺です。
無理はいけないですね、自由をあたえないと。
勝山おじさん 無理に色を使わせてはいけません
ゴスロリ少女にサイケデリックファッションしろと強要するようなものです。
大人になるとある程度の人はゴスロリファッションから卒業します。
まれにそのままつっきって行っちゃう人もいますが、それはそれで良いのです
『大人になんかならないよーあっかんべー』でよいのです
最近の、子供の感性のすばらしさに脱帽です。
すべて黒で表現しているのは、やはり世の中が黒く見えるのでしょう。
大人のココロは、私利私欲で真っ黒。
そんな大人が作り出す世界は、私利私欲をモットーに、子供たちに考えと行動を押し付ける黒い世界。
大人たちの巧みな黒い世界の要求に、従わなくてはならない子供たち(自分たち)は、自分自身も黒く染まっていく不安。
子供たちは、世の中を見通しています。
そういえば、この前、数人の小学生が何かを話しているではありませんか。
近頃の小学生は何を話題に・・・と聞き耳をたてていると、こんな事を言っていました。
今日さぁ、学校で将来の夢って話をしていたけどさぁ、私たちに夢を聞く前に、自分たちの夢を語れって言うんだよね。
自分たちは夢がないくせにさぁ・・・。
夢がない、希望がない、ただただ常識に流されて生きている大人たち・・・。
何か、見えないものに踊らされ、疑問を持たずにそのまま行動する・・・大人たち。
子供たちにしっかりと見られていますよ。
僕は黒オンリーの絵って面白いと思いますよ。
あんまり勝手なことは言えないですが、精神科の病名的な心配は杞憂だと思います。漫画なんてほとんど黒のペンだけで書いてますし、黒がもやもやを表すってのはカクタスさんの言うように大人の先入観だと思います。
髪の毛4本ですか、失礼ですか(頭のさっぱりした人に言うとマジギレされたことがあるので)勝山さんは毛根のほうは健在でしょうか?
「黒」ときくと、外界のいろんな知識に汚染された頭ではつい何か悪いイメージを思い浮かべがちですが、甥っ子少年くんはそれとは別に黒色に特別な思い入れというか、執着心があるのではないでしょうか。芸術的インスピレーションを感じ取っているとか……?(勝手な想像です。すみません……)
自分は幼い頃、何にも考えずフツーに顔や手足は肌色、頭は黒、目も黒、口は赤、とお定まりな、まるで記号みたいな絵ばかり描いてました。
ちなみに、黒は今自分が一番好きな色です。