ひきこもり

更に、沖縄の思い出

沖縄の夜。本当は国際通りにくり出す予定だったのですが、思ったより疲れたので部屋でのんびりすることにした。男子4人の相部屋です。やることもないのでテレビを見ていると石川ひとみが出ていました。石川ひとみって昔と全然変わらずきれいだよねと一人の男子が言うと、そんなことはない老けたよ石川秀美のほうがいいと言う。そこを横から一人の男子が牧瀬里穂がいいという、すると別の男子があんなデコパチしゃくれあごなんか嫌だという。  男子が3人集まると必ず行なわれるという、結婚するならこのアイドルという永遠のテーマで朝まで生トークは始まります。男子のファミレスでの会話の80%はこれなんだ。「オレの経験から言うとさ」と...
ひきこもり

完璧主義はうつ病になりやすい

完璧主義も良い方向に向かっているときはいいのですが、悪い方向に行くと頑固で融通が利かないだけになります。わたくしがそうなっているのですよ。柔軟で臨機応変になんていうとさすがに敷居が高い。それができたら、うつ病にはなるまい。  ひきこもりの人すべてが、うつの気質というわけではあるまいが、完璧主義者はひきこもりの一大勢力であるとボクは確信している。我らが挑戦することはただ一つ、手を抜くことだ。適当でいいんだ、だいたいでいいんだ。そう自分に言い聞かせて、今日は寝ることにします。
ひきこもり

甥っ子と便秘

だいたい二週間に一回くらい甥っ子が遊びに来ます。甥っ子ももう五歳ですからあと一年位したら、叔父さんと遊んでくれなくなるでしょう。小学生にもなれば親戚よりも友達と遊ぶほうが何倍も面白いに決まっています。  よし、悔いを残さぬよう甥っ子と遊ぼうと、気合満点の勝山叔父さんです。でも甥っ子と遊ぶ時はすごく緊張するんだ。神経質になり必ず便秘になる。例えばボクがトイレに入るでしょ、すかさず甥っ子がドアをどんどん叩いて「叔父さん何してるの」と聞いてくる、トイレですと答えると「おしっこですか、うんちですか」と聞かれる。うんちですと答えると家族みんなに叔父さんがまたうんちしていると報告されてしまう。  出るもの...
ひきこもり

俺たちのほろ苦いメモリー

いきなり不登校になる人もいないと思う。最初は家を出て、そして学校ではないどこかに行くんだ。暗黒高校2年生の時だろうか、ボクは山下公園のベンチに座り、鳩にむかってポップコーンを投げて時間をつぶしていた。学ランを着た高校生の周りを大量の鳩が囲んでいる絵を想像して欲しい。  高校に通っているというアリバイ作りのつもりだった。でも、やってることと言えば野毛の大道芸人も真っ蒼なシュールコントだった。今は何も誇れるものがなくてもいい、ただ朝の9時に山下公園で鳩に餌をやるのだけはやめよう。それがひきこもりの先輩である私からのたった一つのアドバイスさ。
ひきこもり

沖縄旅行の思い出

ひきこもりのくせに、働いてもないくせに、沖縄に旅行に行くなんて生意気だと思う人もいるかもしれません。働いていないからこそオフシーズンの平日に旅行にいけるのです。だからこそ通常では考えられないほどの格安のツアーが実現するのです。休みが取れないほど忙しく働いて稼いだお金を、連休のピークに高額の宿泊・旅行代に使うのってなんなんだろうね。オフシーズンの平日なら、どこも空いていて行列もなく快適なんですよ。働くバランスというか、働き方、休みかたを工夫すると生活が豊かになるはずだ。  今回の旅行では主に沖縄地上戦の跡地を見て回った。国のため、愛する人を守るために戦うというのがかっこいい戦争のイメージだと思い...
ひきこもり

長田百合子の新宗教

まずは何も言わずこのサイトを見てくれ。 長田百合子 家庭教育再生機構  スローガン(標語)が「RINGO」って、バカも休み休み言わないと誰もついてこないぞ。このRINGOってのは英単語の頭文字の組み合わせなんだけど…、いかがなものか。  obligeを「助けられたら助けよ」と強引に訳してるけど、お前、無理やりくっつけだろ。リンゴにするために頭文字のO欲しさに一生懸命英語の辞書ひいてobligeくっつけたんだろ。あとnetworkを「信頼で結ばれたネットワーク」って肝心な部分を訳してないよな。ネットワークの部分を日本語に訳さないと、何でもよくなっちゃうんじゃないのか。  掲示板もひどい。ホームペ...
ひきこもり

何の根拠もない確信

どうしたらひきこもりが治るか、早く子供を働かすにはどうしたらいいか、手遅れにならない為にと、早く忙しく急ぐ人ほど、解決から遠ざかっているよう思えるんだ。
よもやま話

沖縄旅行

本日、沖縄旅行から帰ってきました。ひきこもり作業所の研修旅行ということになっておるので、旅費の一部が負担してもらへ格安で南国沖縄へ行けた。  沖縄はいい。寒くないのがいい。ああああ、ずっとここに住みたいなって思いましたよ。旅の思い出はまた後で話しましょう。無事に帰ってきました、ただそれだけの報告でございます。
ひきこもり

大きすぎる夢は体と心を壊す

大きすぎる夢は体と心を壊す。  大きすぎる夢とはどういうものなのか。10代、20代の若い人が小説家を目指したり、歌手に憧れたり、スポーツ選手になりたがるのは大きすぎる夢ではない。普通の夢。誰だって自分が理想とする人のようになりたいと思っているだけでしょ、健全です。  さて、本題に入ろうか。お前だよ、ひきこもっている中年男子。アルバイトではなく正社員になってちゃんと働きたいとは何事ですか。おじさんは恥ずかしいよ。IT関係の資格を取って、大学に入りなおして勉強する…ですと。お前ビッグだよ、お前の夢がビッグなんだよ。何から話せばいいのかな。資格や学歴がひきこもりの回復させる奇跡のリハビリみたいなもの...
よもやま話

みんな本を読んでいない

皆さんはあまり読書をなさらないのですね。前に走れメロスがどういう話か知っているか?と聞いたところ、悪いことをしたメロスが走って逃げる話、と言われ驚愕したことがあります。  君は走れメロスがどんな話か知っているよね。
ひきこもり

大人になる

最近甥っ子とゲームをしていてわざと負けてあげる、ということが出来るようになりました。勝山叔父さんも成長して大人になったんだなと我ながら感慨深げでございます。でも今日、甥っ子が勝った勝ったとあまりに騒ぎまわるものですから、また泣かしてやりましたよ。おっほっほっ。
ひきこもり

論理的

ボクには文学趣味がある。人間とは何か、どう生きるか、というテーマの前で身悶えして楽しむところがある。ただその趣味を自分の書く文章に持ち込むことは、しないようにしている。  10年くらい前だろうか、ファミレスでボクなど足元にも及ばないような気狂いにアムウェイビジネスの素晴らしさについて長々と説明&勧誘を受けたことがあった。その時にお前の言っていることは全然論理的でないと批判したところ、「論理的って何?」と聞き返されたことがある。そのアムウェイ君は論理という単語の意味を知らなかったんだ。論理的じゃないってのは、要は話の筋道がきちんと通っていないじゃないかということ。でもいざ普通に少しの恥じらいもく...
ひきこもり

誰もが惜しまれつつ死んでいくわけではない

誰もが惜しまれつつ死んでいくわけではない。ボクのようなひきこもりが死ねば親族一同は間違いなくホッとするんじゃないかな。悪いことじゃない。ただそんな人間の葬式とかする必要ないし、墓とか作る必要ない。惜しまれつつ死んでいけなかった人には何もやらないでよい。どうですか、皆さん。  死ぬまで地域社会に貢献できるような、心身ともにきわめて健康な人には葬儀もお墓も必要かもしれない。でもそんな人わずかでしょ。親戚が嫌々集まるお葬式。葬儀お墓の廃止とセットで、死んだらBOXの導入是非検討してください。
ひきこもり

安心ひきこもりライフ

ひきこもりは治らんと主張してきましたが、正解でしょ。正義でしょ。最近ひきこもりの高齢化が静かなブーム(問題ともいう)なんだ。困ったなと、皆さん頭を悩ませているのです。  まず、ボクが主張したいのは、ひきこもりは治るなどと言っていた連中を死罪にすること。そのあとでやることが「安心ひきこもりライフ」です。全てのひきこもりが目指すものが、安心ひきこもりライフでなければいけません。それなりに快適、なんとなく楽しい、こんなことしている場合じゃないかもしれないけどまあいいやな生活を目指しましょう。  ボクは6年位前から安心ひきこもりライフを模索して生きてきました。以前に比べるとかなり生活の快適度はましてい...
ひきこもり

ネットオークション

ネットオークションに精を出している勝山叔父さんです。もう出品とかお手の物です。自分でも業者のような手際のよさに、天職なのではと思うこともあります。でもネットオークションでお金を稼ごうという考えは、小説を書いて印税を稼ごうという考えと少しも変わらないということを知っています。だからボクがネットオークションに出品する理由は、お金の節約と自分の部屋をゴミ屋敷にしないための努力です。  しょっちゅう夢遊病患者のようにふらふらとブックオフに入り、勝ち誇ったような顔をして店から出てくるような生活が治りません。中古万歳なんです。良くも悪くも目利きですから行けば必ず掘り出してきてしまいます。そして商品の本当の...
ひきこもり

ひきこもりは何故うまくいかないのか

なぜ安心してひきこもることが出来ないのか。この問いの答えははっきりしていて、これは「みんながひきこもり初心者だった」からだ。今は昔、ひきこもりブームあり。あれから年月が経ちひきこもりビギナー達も中級者くらいにはなったと思う。  新世紀これからは、よい感じでひきこもれるはず。ニートという言葉もこの中級者あっての言葉だと思う。ニートというのは要するに働く意欲がある「素振り」が出来るひきこもりのことだ。この辺が親を含めた世間との折り合いのつけどころなんだ。働きたいけど働けない素振り一つで余計な争いが避けられたりするのだ。  かつては皆がひきこもりの初心者だったから真正面からぶつかるしかなかった。働き...
ひきこもり

夜回りティーチャーズ

一人一人の力は弱くても皆で力を合わせれば、出来ることはたくさんある、ような気がするでしょ。でもそうなのか、ましてやひきこもり。学校で目立たず友達もいなかった君が、はたして集団の中で力を発揮できるのだろうか。微力なれどそのグループの中に自分の力を落とすことが出来るのであろうか。  夜回り先生を思い浮かべてごらん。テレビにも出ているし本も出している。大活躍だ。でももし夜回り先生が、「夜回りティーチャーズ」というようなグループを結成し、生徒の非行を防ぐべく集団で夜の街を徘徊していたとしたらどうだっただろうか。あそこまで人の心に訴えることが出来たであろうか。戸締り用心 火の用心と言いながら町をうろつく...
ひきこもり

死んだらBOX

勝山商事新企画製品、「死んだらBOX」。自分が死んだ後の連絡網をしまっておく箱です。断絶した親子や身寄りも友達もいないひきこもりにお薦めの一品です。電報、ハガキ、電子メールとを友人知り合いのレベルに分けて、それぞれの連絡先に「わたくしは死にました」などと書いたメッセージを箱に詰め込みます。遺書とは違います。あくまで死にましたという報告を明るく元気に生前付き合いが会った人にお知らせするツールです。BOX内のメッセージは死後、勝山商事サービスセンターが責任を持って発送します。ひとりぼっちでも後を濁さず旅立てる、21世紀の玉手箱。是非ご利用ください。
ひきこもり

朝は夜中

遊びに来た甥っ子がボクの部屋のドアをどんどん叩いて「もう朝ですよー、いつまで寝てるのー」と起こすのです。でも、叔父さんにとって朝は夜中なんだよ。それにひきこもり部屋のドアにはとても甥っ子には話せないような、勝山家の呪いともいうべき忌まわしい歴史があるのだよ。甥っ子が生まれる前、そのドアをはさんでね、世間体だけが大事な親と、精神が完全に病んだ息子とが、戦争をしたんだ。そこは古戦場なのですよ。今も聞こえる琵琶法師の唄、今も見えるよ平家の落人たちが。
ひきこもり

自分が天才だと思えない時がある

最近、自分が天才だと思えない時がある。つまり精神が正常になったのです。36年目にして“正気”を取り戻したのです。先月くらいから自分のどこを探しても、天才の要素がないと思うようになりました。当然ブログの更新もぱたりと止まりますよ。凡夫の日記ブログなど、人様にお見せするようなものではありません。  天をも畏れぬ増長慢のひきこもりとして、勝山実として、書いたり話したりしてきたのですがどうにもいかんのです。もう、もてない気もする。今まで鏡のない世界に住んでいた、とか言う訳じゃない。内面から湧き上がる増長慢のエキス、オレってもしかしたら天才じゃないのかというあの感覚(たぶん病い)がなくなったのです。まあ...
ひきこもり

独立開業マニュアル

心を癒すために本を読むこともある。ビジネス本、特に独立開業マニュアル系を読む。会社の作り方が書いてある本を読むと「こうすれば、就職せずにすむのか」と安心する。サラリーマンなんてごめんだ、独立起業だ、脱サラだ。なにやら本末転倒、結果かつちゃんは何をしたのか。  バカーン。勝山商事&勝山商事オリジナルTシャツです。我社とその製品でございます。このような珍品を、愛すべき読者に売りつけてしまったことを心からお詫びします。被害者は5人ほどのはず。つかまされる、とはどういうことなのか骨身にしみ、恨み天を貫くほどに違いありません。いつか償いたいと思っていましたが、機会がありませんでした。せめてお詫びだけでも...
ひきこもり

オークションで儲けよう・ひきこもりアフィリエイト編

ひきこもっている若者よ、小説を書いて作家としてデビューして、世間に注目され文学賞をとりベストセラー、原稿料や印税で生活していくのだ、と夢見てひきこもっている若者よ。君は正しい。夢に挑戦するが良い。若者よ、胸をはれ。  さて、本題に入ろうか。お前だよ、ひきこもっている中年男子。まったくもう、ヤフーオークションで生活費を稼ごうとは何事ですか。叔父さんは恥ずかしいよ。夢を諦めて現実的に生きていきます、その結果がホームーページを作って、アフィリエイト…ですと。このブログを読んでいる君への友情の証として、一般常識としての真実をそっと教えてあげよう。インターネット上のオークションやアフィリエイトで生活費を...
ひきこもり

家出失敗

友人の話。チクショーもうこんな家、出ていってやると飛び出したものの行く当てがない。しかも外はすごく寒い。あまりに寒いので駐車場に行き自分の家の車の中で過ごした後、帰宅したという。家出失敗。駐車場も家のすぐ近くにあるから、かなり至近距離での挫折。遠くに逃げるという家出のイメージを自ら壊してしまった、そんな15の夜。
ひきこもり

まだ若いじゃないか

私は36歳ですから若くはないです。でも昔は若かった。そしてよく、いい若い者がひきこもっていてはだめじゃないか、親が死んだらどうするんだみたいなことを言われて、随分考え込んだものです。どうしよう…、どうしようと考えつつ、すごい集中力でゲームばかりしていました。  でもまだ若いじゃないか。君じゃない、親が若いじゃないか。日本って長寿の国だからって80歳くらいまで生きるんだよ。定年退職しようが、更年期障害に悩もうが、ぜんぜん若いんです。まだまだこれから、バカーンと長生きするのです。私もずっと親が死んだ後の自分の生活について真剣に考えて来たけど、休む。止めはしないけど考えることを休むことにする。もっと...
ひきこもり

マイ農家

ひそかに心の中で暖めている計画、それがマイ農家だ。米を作ってそれを売って生計を立てるのではなく、米を作ってそれを食べて生活するマイ農家。誰にも一粒も売らん、全部自分で食べるんだ。これでうるせえババーに誰のおかげで飯が食えているんだとか罵られずにすむ。餓死しないとわかれば、基本的に働かなくていい。贅沢したい時、その分だけ働けばいい。  でもこんな考えを他人に話すと、農家ってなめてるのかジジイ。そんな簡単なものじゃない。もっと真剣に将来のことを考えましょうと言われてしまう。お金の亡者どもには、ボクの深遠なる人間哲学が理解できんのですよ。農作物を現金に換えようとすると生活が貧しくなるが、農作物を自分...
ひきこもり

本屋のどこに、ひきこもり本はあるのか

ひきこもり本といえば教育コーナーに置かれるのが定石であった。登校拒否のバッドエンディングとしてのひきこもり。ただ時がたつにつれて教育以外の棚にも置かれるようになる。精神医学だとか、心理学とかに。心の時代、心の問題の治療前の病みきった状態としてのひきこもりだ。  ひきこもり本が教育と精神の棚を行ったり来たりしている時に現れたニート本。労働問題の棚が賑わいを見せる。ひきこもり本も労働問題の棚に入りたい、ニートと一緒に世間のスポットライトを浴びたいのだがむしろ分散していく。家族問題、ゆとり教育、ノンフィクション、新書コーナー、精神世界なスピリチュアルな棚へとばらけてしまう。こうなると本屋での存在感が...
ひきこもり

訓練の成果

あけましておめでとうございます。今年の目標がない、勝山叔父さんです。ひきこもり作業所に通い始めて5年が過ぎました。そんなことは大したことじゃあないんですよ。でもね、それじゃあ困る人もいるんです。ひきこもり作業所というところは、社会復帰、社会参加のための訓練所です。つまりですね「勝山さん、そろそろ訓練の成果を見せてくださいよ」と言う訳です。  ごもっともなんですな。5年もひきこもり作業所に通っておるのですから、何らかの訓練の成果があってしかるべきです。「勝山さん、ちょっと働いてみてくださいよ」となります。これが家の中ならうるせー、オレの部屋から出て行けと内弁慶を発動すればすむ問題なのですが、日頃...
よもやま話

ステレオのボリュームのMAXは何のためにあるのか

ステレオ、ミニコンポで音楽を聴いている。その時どきにおいて、ボリュームのつまみを上げたり下げたりするわけですが、時計の針に例えると大体8時から10時くらいのところで調節している。11時くらいのところでは音が大きすぎる。  でもボリュームって最大で4時くらいのところくらいまで回るでしょ。あれは何のためなんだろう。あの位置で音楽を聴いた人っているんだろうか。スピーカーが壊れるか、耳の鼓膜が破れてしまいそうだ。わからない、MAXの使い道が思いつかない。
ひきこもり

雑草が食べたい

田んぼがあって、自分が食べる分だけの米を作ってしまえば生活のために働く時間が少なくてすむ。飢え死にすることもない。時間の切り売り労働は、1日3時間くらいですむようになるんじゃないか。兼業農家になりたい、としばらく前から思いながら、ひきこもり作業所でも土いじりなどして、プチトマトを育てたりしていました。  それにしても、雑草はなぜあんなに生えるのか。雑草という名前の草はないというが、雑草としか言いようのない草がプチトマトのまわりにたんまりと生えるのです。抜こうが踏みつけようが、たくましく何度でもはいあがってくる。もし、人間がこの雑草を食べる力、もしくはこれを食物にする技術があれば一生働かずに済む...
ひきこもり

チャレンジしたからこそ失敗したのだ

誰だって失敗はする。やらなければ良かった、何もかもだめだ、本当にそうだろうか。チャレンジしたからこそ失敗したんじゃないか。臆病になり何もしないよりも、勇気を持って挑戦したことに価値があるんだ。失敗も勇気ある行動の結果なのだから良しとしよう、この結果を次に活かせばいい。  さて、はたしてこんなことが真実だろうか。失い、敗れると書いて失敗だろ。だめなんだよ。何もしなかったほうが良かったんだ。勇気じゃないよ、欲に目がくらんだんでしょ。もっと、もてたかったんでしょ。だめだよ、勝手にチャレンジとか言って自分の過ちを美化しちゃあ、失敗から学び行動を慎まないといかんのですよ。  彼などまさにチャレンジという...
ひきこもり

2007年の10大ニュース ひきこもり編

2007年のニュースといっても朝青龍が楽しそうにサッカーして怒られたという以外に何も思い出せない。30歳を過ぎたあたりから記憶力がだんだん減ってきた。悩みもだんだん減ってきた。悩みとは記憶力のことなんだ。  ネットで2007年のひきこもりニュースを検索したところ、長田百合子(詐称・ひきこもりを2時間で治すオバサン)が裁判で負けたことが判明しました。Fonteというサイトによれば「9月26日、名古屋高裁で「長田塾裁判」が開かれ判決が出された。判決は原告の勝訴とし、被告に損害賠償100万円(請求500万円)を言い渡した」とある。この調子で最高裁でも負けて欲しい。  泣き寝入り&ひきこもり、それが普...
ひきこもり

ひきこもりとバリカン(2)

続きです。虎刈りとシマウマ刈りの違いは何か。虎刈りはバリカンの扱いに失敗した間抜けな風味、シマウマ刈りは閉鎖病棟から脱走してきたような狂気に満ちている。いかがなものか。一週間家にひきこもって髪が伸びるのを待つことも考えたが、もしかしたら甥っ子が今日にも遊びに来るかもしれない、こんなマッドな叔父さんのままでいるわけにはいかない。親も心配するしな。よし、6mmに刈り込んでみよう。これに失敗すると次は何ミリになるのか、典型的なバリカン失敗大作戦だ。  12mmアタッチメントをひっくり返して装着すれば6mmで刈れる。失うものは何もない。頭丸ごと更に刈り込んで、鏡でチェック。やった、虎刈りになれた。タイ...
ひきこもり

ひきこもりとバリカン(1)

ボクは自分で自分の頭をバリカンで刈るという、切腹スタイルで散髪をしている。だから虎刈りだったり左右非対称の髪型である場合が多々あるのですが、皆さんも哀れに思い情けをかけてくれるのでしょう、特に何も言われません。  バリカンにアタッチメントと呼ばれるカバーをつけて髪の長さを調節します。いつもは1cmとか2cmにしているんだけど、その中間くらいの長さにしたいなと思っていたら、12mm&6mmアタッチメントというものがバリカンに付属していることに気がつきました。つける向きによって12ミリにも6ミリにも刈れるわけです。試してみよう、と装着の方向をよく確かめながら今回は12ミリの坊主にすることにしました...
よもやま話

定番の鍋

ちゃんこ鍋。アンコウ鍋。ブログの女王、かをり眞鍋。学園祭の女王とかはもう時代遅れで、タレントとして一つ抜け出るにはブログが一番。かをり眞鍋を王に押し上げた記事がなりきりTommy february6です、知らない人は一度は見てみて。しょこたんこと中川翔子もこのジャンルに君臨する王の一人。タレントにとって今一番の激戦区なんですよ。
よもやま話

書評『21世紀への階段』(3)

60年前に発売された科学技術省監修の未来予想本『21世紀への階段』、第三章の見出しは長命の退屈。21世紀は長生きの世紀と予想している。この第三章まるごと予想大当たりなのです。長寿、高齢化社会、成人病は増える、精神病も増える、臓器移植も出来るようになる、アレルギー病が目立つ、漢方が再評価されると、もう医学は正しく進歩したとしかいいようがない。予想した専門家も、それを実現した21世紀人も立派だ。  人工心臓などの人工臓器が出来るとも書いてある。当たっているんじゃないの。ただその人工の臓器のイメージがちょっと違う。右下は21世紀の人々が人工心臓や人工胃をポケットに入れている、という絵。うーん、ミキサ...
よもやま話

書評『21世紀への階段』(2)

人類は正しく進歩しているのだろうか。20世紀の知識人たちが書き記した科学技術庁監修の『21世紀の階段』という本を読むと何となくそれが分かる。第二章のタイトルは「人間代用品量産に入る」だ。人間の代用品? それはロボットでありコンピュータのことなんす。労働からの解放という見出しが目を引く。20世紀の知識人が描いた未来の日本では、21世紀の人類は労働から解放されていなくてはいかんのです。まあ、私みたいな解放人も例外としているにはいるけどね。  本の中の21世紀はオートメーションの時代。機械が自動でやってくれる時代で、人間はスイッチを押して、出来上がったものを取り出すだけ。なにもかも電子レンジ、ああい...
よもやま話

ポケットティッシュのCM

消費者金融といわれるサラ金のCMの流行りは「借りすぎに注意」と「計画的なご利用を」だ。それが出来ないからここで金を借りとるんですよ、ねえ。  ボクは生まれてから一度も借金や分割ローンを利用したことがない。じゃあ、消費者金融とは縁がないのかというとそうでもない。ポケットティッシュ、いつもありがとうございます。チラシしか配らない激安コンタクトレンズ店とちがい、駅前でポケットティッシュを配ってくれる消費者金融様はありがたい。路上では一切物を受け取らない主義だが、CMでおなじみのあの会社なら安心してティッシュを受け取れる。あれはポケットティッシュのCMだったんだなぁ。
よもやま話

マッスルデー36

本日、36回目のマッスルデーです。年に一度のずる休みの日。学校や会社に行かず家でぷらぷらしていてください。
ひきこもり

中古とひきこもり

本もCDもゲームも中古になると急に魅力的に見える。新品のときは見向きもしなかったものも中古品として棚に並べられたとたん手に取って眺めて見たくなる。値段と商品状態をみながらの店との駆け引き、その総合点と自分の物欲とを天秤にかけてどうしたものかと哲学する面白味がある。価値あるものを安く手に入れた時の達成感と安堵の気持ち、それはなんなのだろうか。  気付けば中古依存の人間の部屋はゴミ屋敷。どこかに出かけるたびにブックオフのような古本屋や中古レコード屋をのぞきうろうろして、何か買ってくる。本を買っても本を読む時間までは買えないのだからどうしたって本がたまってくる。あんまり聴かないCDで一杯だ。もう中古...
よもやま話

書評『21世紀への階段』(1)

ひきこもりはいつだって未来のことばかり考えさせられている。将来どうするんだ、親が死んだらどうするんだ、ホームレスになるぞと心無い人間に脅され、未来のことばかり考えている。でも未来というものは科学者や政治家という人たちこそが考えることなのではないだろうか。責任逃れし、負の遺産を子どもに押し付けてばかりではいかんのです。  21世紀への階段という本がある。1960年、今から60年前に科学技術庁が監修発売した本格的未来予想本です。SFではない、科学者、技術者、政治家が40年後の21世紀の日本はこうなってしかるべきということを書いたものです。そこには21世紀の理想の姿、正しい科学の進歩、豊かな社会、人...
ひきこもり

ひきこもりと老人とバナナ

何故ひきこもるのか。昔と違って世の中が豊かになりすぎて、人間が軟弱になったのだと老人は答える。豊かだって? 経済が発展し科学が進歩してもちっとも人の暮らしは豊かになってないじゃないか、という当たり前の反論が老人には通用しない、なぜだろうか。  観察してごらん、身近な老人である父親を観察してごらん。バナナを与えてごらん、喜んで食べるから。バナナがごちそうなんだよ、マスクメロンに匹敵するくらいのごちそうなんだ。同じ家に住み同じものを食べているからつい忘れてしまう、自分の父親が発展途上国の人だということを。断言する、君のお父さんはタイ、フィリピン、バングラディッシュの人たちよりも貧しい。経済的価値観...
ひきこもり

ひきこもり母親探偵社

電車に貼ってある広告を見てビクッとした。アーウィン女性探偵社だ。ひきこもり息子の部屋をのぞいてやる、息子がパソコンで何をやっているか調べてやる、用がある振りをして息子の部屋の前を行ったり来たり、地獄耳での聞き込みだ、そんな母親たちが集まってできた探偵社にしか見えない。写真の中に私の母がいやしないかとヒヤヒヤしたが、いるはずがない。調査はできるが守秘義務が守れないからだ。 ※2021/10/04 追記 アーウィン女性探偵社が2017年に広告費をケチっていたせいで倒産していたことを知りました。これでホッと一安心ですな。 「アーウィン女性探偵社」経営会社が破産 SEO対策費の削減が裏目に
よもやま話

注意

このブログは、右から来たものを左へ受け流す「ムーディー勝山」氏とは一切関係がありません。申し訳ありません、検索をやり直してください。
ひきこもり

理解のある医者の理解のある診断

ひきこもりを治す薬リタリンの使用法が変更になるようです。もうすでに変更になっていると思っていたのですがまだのよう。うつ病(難治性、遷延性)と診断して処方してくれる理解がありすぎるお医者さんなら閉店セールとばかりに配っていそうだ。  基本的にはナルコレプシーという眠り病の薬です。眠り病といっても朝なかなか起きてこない有様を甥っ子に「また叔父さん寝てる、どうして叔父さんだけ起こさないの」と言われちゃうレベルの眠りではなく、突発的に意識を失うかのように眠ってしまう症状なのですよ。麻雀放浪記の作者阿佐田哲也がこの病気での一番の有名人。  リタリン最高ーっす、合法ドラックだぜイッヒッヒと調子ぶっこいてい...
ひきこもり

他人の評価

他人の自分に対する評価は絶えず上がったり下がったりする。よほど仲のいい友人でない限り、安定した評価であるはずがない。すごい男だったのが、ぱっとしない奴になり、やがてあの人は今になる。あまり他人の評価は相手にしないのがいい。でも全く無視すると「もっともててもいいはずだ」的な妄想にとらわれる恐れもあるので、自分のマイ評価に、他人からのアザー評価をごくたまに受け入れるくらいが丁度いい。
ひきこもり

ひきこもり廃人

夏は暑すぎて何もできんと言っていた人が、秋になってどうしているのか。寒い、日が短かい、ああなんか憂鬱だと寝てばかりいる、ボクのことさ。なんなんだろうこのダークな感じは。ブログ書く暇があれば働けって気分になる。  らしくないよ。働かないでぷらっぷらっしてこそのかつちゃんじゃないか!将来の心配とかアルバイトしようかなんて考えるなんて、らしくないよ。そんな自分の良さを見失ないがちなブルーな秋。日々是、鳴かず、飛ばず、働かず。
ひきこもり

100%の人

今やっているその物事に100%打ち込んでいる人は強い。仕事でも遊びでも100%に近い人のほうが優秀だ。嫌々仕事をしていてはどんなにがんばっても50%。無理にやりがいを探して、これは時間の切り売りなんかじゃないと暗示をかけてみても打ち込み度数は70%が限界。  遊んでいても、こんなことしている場合じゃないんだなどと考えては死んだも同然。100%の人の足元にも及ばない。ちっとも遊べていない。自分がどんな時に100%になるか考えてみるとテレビゲームをしている時に100%にかなり近づく。ただやり終えてしばらくするとマイナス70%くらいに落ちるよねえ。ゲーム廃人ですよ。
ひきこもり

遺産はやらない

激昂したダディーがボクにいった言葉が「遺産はやらない」であります。話が長くなりそうだから端折るよ、県営だか市営の霊園墓地の抽選に当たりお墓万歳と喜んでいる両親に、葬式もしないしお墓も作らない、購入した墓地は死後売り払って貧しい人に寄付をすると言ってやったところ、お前にだけは遺産はやらないみたいな話になりました。  鎌倉の八幡宮から少し離れたところに源頼朝の墓があります。鎌倉幕府を作った人のお墓が鎌倉にある。古代の王の墓ピラミッドがエジプトにあるのと同じノリである。ボクはお墓には、その人が歴史的な人物であるという資格が必要だと思う。サラリーマンの墓に何の意味があるのか。古代の農民のピラミッドとか...
ひきこもり

ひきこもり親子が仲良く暮らす方法

一言も口をきかないことです。ひきこもり親子が一つ屋根の下で仲良く暮らしたいのならお互いに一言も口をきかないことであります。食事中に「誰のおかげで飯をくえるんだ」「うるせー」とか言わないこと。こんな簡単な決まりごとを守るだけで家の中は静かで快適なものになるはずなのです。  そうなのかと実行に移そうとしてはたと気づく、ママンが食事中に一言も口をきかずにいることが現実的にありえるだろうかと。机上の空論、絵に描いた餅。そもそも何故あんなに働け出てけと罵り続けるママンがひきこもり息子の夕食を毎日作り続けるのだろうか。誘っているのです、台所こと親孝行トーク場に誘っているのです。審判が笛を吹き、選手がちょん...
ひきこもり

振り上げた拳の下ろし方が分からない

↑Windows98とMEでは正常に動作しません、ごめんよ。