ひきこもり

ひきこもり果汁100%

ちゃんとひきこもるとはどういうことなのか、しっかり話しておきましょう。安心ひきこもりライフとは何か、それは100%ひきこもることです。  ひきこもり廃人、悪いひきこもりライフとは99%ひきこもって、残りの1%を就労活動に費やすことです。結局この1%が残りの99%を台無しにする。ひきこもり人生のたった1%でしかない就労活動によって、挫折感と後悔、自己否定、劣等感にさいなまれたひきこもりライフを送る羽目になる。違うだろうか。君は人生の何パーセントを労働に費やしたか。その労働が人生の「ほとんど」であるひきこもり時間にどれほどのダメージを与えたか。  就労という一滴の毒が、ひきこもり井戸の水、全部を飲...
ひきこもり

ひきこもり大演説

就労活動には全ての悪がつまっている。履歴書を書き、面接をうける。つまり、冴えない過去と向き合い、自分の存在を全否定され、ひきこもり地獄を強化しているにすぎない。  俺データによると、アルバイトを始めたひきこもりの半分が1週間以内に辞め、1年で90%が燃え尽き、3年で99%がフェィドアウト、5年で100%が全滅する。  いかがなものか。世の中お金だ、働かないと生きていけないと、腰砕けの精神で挑んだ結果がこれなのだ。ぽんち就労、ぽんち社会復帰、ひきこもりはこじれるばかりだ。  世の中お金じゃない、働くなくても生きていける、村々を托鉢して回ればいい。否、村々なんか回らなくても、自分の家の冷蔵庫を開け...
ひきこもり

読書会 一人反省会

鳴かず飛ばず働かずブログの読書会、無事に終了しました。来てくれた方々、ありがとう、お疲れ様でした。もっと早くご報告すべきでしたが、一人反省会が長引いたため今日になりました。  ああ、なぜ思うようにトーク弾まなかったのか、と自問自答をしていたのです。自分に甘く、他人に厳しくボクです。まあ良し、良かったはずだと納得し、先ほど落ち着きました。今はゆったりと、いい気分です。でも、あえて反省するのなら、どこがいけなかったのか…。  「咬ませ犬」スタイルのトークを軸とするべきじゃなかったか。敵味方、関係なく咬みついてこそ勝山節じゃないか。来てくれた人が憤慨して、来て損をしたと思わせてこその名人の技。「金を...
ひきこもり

さまよえるヒキコモリ 社会参加と社会復帰

社会参加とは、他人と接すること。社会復帰とは、他人に認めてもらうこと。当然社会復帰のほうがハードルが高い。じゃあ、社会復帰のほうが価値があるのか、社会参加は予備・準備段階なのか。  金にならない、生活できない思い込まされて、社会参加を中断して、社会復帰を目指すのが、違うと思う。自分にとって価値のない、やりがいのない仕事について、給料をもらう生活が本当に社会復帰なのだろうか。  ひきこもりが死に至る病だと信じ、あれこれと脱出するべく、勤労思想に殉じ、敗れ去って行った人々の屍の山。脱ひきこもりを賭けてやった、あれやこれによってこそ、生命は痛めつけられる。  就労活動と無断欠勤。社会復帰と社会エスケ...
ひきこもり

ひきこもりシロアリ

ひきこもりシロアリという、キャラクターの商品化を考えてみました。  シロアリ族。親のすねを見るとかじりたくてしょうがなくなるやんちゃなシロアリ。しかも、かじられた人は幸せに元気になってしまうという設定。完全オリジナルキャラです、いかがでしょうか。
よもやま話

せーの

富士山は霊山、信仰の山であり、頂上には神社があります。登山道のおわり、鳥居をくぐって頂上に達する。ボクは疲れ切っていて、鳥居も狛犬にも、ちらと流し目をくれてやっただけで、とっとと通り過ぎましたが、ここでは多くの青春ドラマが演じられているのです。  男女5~6人が手をつないで、「せーの」でこの鳥居をくぐるのです。けっ。しゃらくせー。こんな学芸会が、野放しにされていていいのでしょうか。ゴミやトイレよりも、問題ではないでしょうか。狛犬の代わりに、土佐犬でも放し飼いにして、煩悩男女を阻止するべきです。  富士の頂上は残念ながら霧で景色は見えず、ただ次々訪れる感動ゴールをぼんやりと眺めているだけ。富士を...
よもやま話

富士山登頂成功ご来光

ひきこもり虚弱体質でも富士山の頂上までは行ける。そのことを証明するために富士山に登ってきました。八合目まで4時間で登れるコースでしたが、初心者の中年男子ゆえに5時間半もかかってしまいました。山小屋に着いたのは日が沈む直前の午後7時です。  山小屋の寝場所が、ホントに狭い。一畳に1人くらいのスペースが、一般的とガイド本には書いてありましたが、実際は三畳に4人という更に窮屈なもの。寒くて狭い、蟹工船チックな場所に、憧れの富士で出会うとは。プロレタリア万歳と、心の中で叫ぶ以外、自分を慰める方法が分かりません。  私は友人と2人で登りましたら、自動的に相部屋というか、相就寝スペースとなります。4人で一...
ひきこもり

働かざるもの食うべからず

働かざるもの食うべからず。そう言ってママン&ダディーが、兵糧攻めをしたのは私が20代だった頃、今から7年くらい前のことです。私の分だけ食事を作らない。働かない人間には食べる資格はないと、いうのです。  今日、ダディーに「早くご飯を食べなさい」と叱られました。ママンも「温かいうちに食べないとおいしくないでしょ」とぷりぷりしています。働かざるもの食うべからず……、あれはどこに行ってしまったのでしょう。家族全員、ひきこもりとは何かということが、わからなくなっています。  ご飯もおかずも私の分だけ大盛りです。育ち盛り、食べ盛りがいまも続行しているのです。子どもは年々大きくなり、食事もたくさん食べるよう...
ひきこもり

がんばれダディー in 富士山

富士山は八合目あたりから傾斜がきつなり、空気も薄くなります。私も軽い高山病なったのか、頭が痛くなり、登るスピードも他の登山者の半分くらいになりました。肉体的な辛さもあるのですが、それに加えて、九合目あたりで繰り広げられる、最低の家族ドラマが精神的にきついのです。  子ども(女の子が多いのですが)が疲れ切って歩けなくなり、登山道の脇でうずくまっている。そんな子どもが何人もいます。そして、その隣りに必ずいるのが最低の父親、「がんばれダディー」です。もういい、帰りたいと、完全に心が折れてしまった子どもに、「がんばれ」「もうすぐ頂上だ」の大号令を繰り返すのです。  まったく心に響かない励まし。動物の鳴...
ひきこもり

特上寿司

8年前。部屋の扉をノックし、ダディーが思いつめた表情で入って来た。「今日で父さんは定年退職だ。これからは自分の生活費は自分で稼ぎなさい」。ついに怖れていたものがやって来た。こんな甘えたひきこもり生活はこれでお終い。働かなければいけない、外に出なければいけない。今まで先延ばししていたものが全部自分に降りかかる時が来たんだ。  今日、寿司を食べました。特上寿司でした。そんなにお腹はすいていなかったのだけど、ダディーがかってに出前を頼むものですから。甥っ子とみんなで食べましたよ。甥っ子が残した分はボクが食べました。だからボクは1.5人前くらいの特上寿司を食べたことになります。
ひきこもり

俺たちのマナー

ひきこもりマナーが大切です。ひきこもり中年紳士なら当たり前のマナーも、一般の人には十分に伝わっていないような気がする。ここではその一部、就労に関するひきこもり中年男子への、声に出して言うべき正しい日本語を、具体例をあげてお教えしましょう。 アルバイトの面接で落とされたひきこもり中年男子への正しい日本語 「その店長、人を見る目がないな」 「その会社、潰れるよ」 「お前が落ちるんなら、みんな不採用だよな」 アルバイトを無断欠勤したあとフェイドアウトしたひきこもり中年男子への正しい日本語 「オレなら、そんな会社一日で辞めてるよ」 「その会社、潰れるよ」 「お前が辞めるんなら、他のやつも今頃、辞めてる...
ケータイ小説

ひきこもり釈迦十大弟子

誰も望んでいないとは思いますが、ケータイ小説専用のブログを作りました。まとめただけで、内容は同じです。 ひきこもり釈迦十大弟子
ケータイ小説

ケータイ小説 ひきこもり釈迦十大弟子 目次

#1 ケータイ小説 ひきこもり釈迦十大弟子1 舎利弗・目連編#2 ケータイ小説 ひきこもり釈迦十大弟子2 舎利弗・目連編II#3 ケータイ小説 ひきこもり釈迦十大弟子3 羅睺羅編#4 ケータイ小説 ひきこもり釈迦十大弟子4 阿難・大迦葉編#5 ケータイ小説 ひきこもり釈迦十大弟子5 阿難・大迦葉編II#6 ケータイ小説 ひきこもり釈迦十大弟子6 阿那律・優波離・迦旃延・富楼那・須菩提編
ケータイ小説

ケータイ小説 ひきこもり釈迦十大弟子6 阿那律・優波離・迦旃延・富楼那・須菩提編

阿那律(あなりつ)、インド名アヌルッダ。阿那律はブッダの従兄弟で釈迦族のお金持ちです。ブッダのところまで、たくさんの従者たちにかこまれてやって来ました。でもお金持ちなのはそこまで、全てを捨てて出家します。   持ち物も奴隷たちに、全てあげると言って立ち去ろうとしたところ、「こんなのいらないよー、自分もブッダの弟子になる」と言って主人を追い抜いてブッダの弟子になった者がいます。  優波離(うばり)、インド名ウパーリ。もとは阿那律が主人、優波離が奴隷(理髪師)という関係だったのです。でも、出家してしまえば身分の違いはなしです。優波離は奴隷出身なので体が丈夫、貧しい暮らしにも慣れていたので、きつい修...
ケータイ小説

ケータイ小説 ひきこもり釈迦十大弟子5 阿難・大迦葉編II

阿難(あなん)は女子に優しい人でした。ブッダは女子にもてたくないと言い張る悟りの人ですから、煩悩を刺激する女子を教団に入れたくなかったのですが、阿難が男女を差別するのはおかしい、と正論を言うので、渋々女子を教団に入れるようになりました。頑固で意地の悪い教祖と、ハンサムで若く女子に優しい弟子。ブッダの苦悩たるや、いかがなものでしょうか。  ブッダが亡くなる時にそばにいたのも阿難でした。最期の最期までブッダの世話をしていたのです。そんな姿がまた女子の人気を誘うのです。ブッダの死後三ヶ月が過ぎ、このままでは、ブッダの教えが廃れてしまう、みんなで集まって経典をつくろうじゃないかということになりました。...
ケータイ小説

ケータイ小説 ひきこもり釈迦十大弟子4 阿難・大迦葉編

阿難(あなん)、インド名アーナンダ。ひきこもり仏教団、唯一のもてもてイケメン仏男子です。そんな奴が悟りを開けるわけがありません。ブッダが生存中、阿難は悟りを開くことが出来ませんでした。若い頃からもてる男子にろくなのはいません。まして、悟りなんて開かせてやるものか、そんな誰かの気持ちが、一途な修行僧の悟りを邪魔したとかしないとか。  大迦葉(だいかしょう)、インド名マハーカッサパ。弟子最年長のもてない仏男子です。もともとお金持ちだったのですが、安心ひきこもりライフに憧れて出家しました。  ブッダが体調を崩し寝込んでいました。大迦葉は心配して話しかけると、ブッダは枕が欲しい言いました。大迦葉は自分...
ケータイ小説

ケータイ小説 ひきこもり釈迦十大弟子3 羅睺羅編

羅睺羅(らごら)、インド名ラーフラ。ブッダは二十九歳まで釈迦国の王様でしたが、中退して出家しました。その時代に生まれた子供が羅睺羅です。ブッダは悟りの開くために、国も妻子も捨てたのです。  鳴かず飛ばずだったブッダも弟子が増えていい感じになってきたので、悟りっぷりを見せつけたくなったのでしょう、故郷の釈迦国に凱旋帰国します。だがそれを喜ばない人もいました。  ブッダが来る、ブッダが王に返り咲く。自然とブッダの弟子達が大臣になるだろう、そうなれば俺達は無職になるじゃないか、そう考える側近達が多くいたのです。ブッダがいなくなった後、王になっていた羅睺羅に、側近の大臣達は「ブッダに、国と財産を譲ると...
ケータイ小説

ケータイ小説 ひきこもり釈迦十大弟子2 舎利弗・目連編II

舎利弗(しゃりほつ)は、ブッダの弟子になってわずか十五日で悟りをひらきます。ブッダにとって舎利弗がどんなにかわいかったか。お互いの考え、言葉が心に響き合い、共感するです。舎利弗は亡くなるまで、ブッダの右腕として活躍します。  目連(もくれん)には神通力があり、世の中のありとあらゆるものを見通せる力があります。目連は亡くなったママンのことを思い出しました。孝行したい時に親はなし。目連はふと「ママンは今何をしているだろう」と考え、神通力で天国を覗いてみました。しかしそこに目連ママンはいません。おかしいな、まさかな、そう思いながら地獄を覗いて見るとそこには餓鬼道に落ちた目連ママンが、腹をすかせて苦し...
ケータイ小説

ケータイ小説 ひきこもり釈迦十大弟子1 舎利弗・目連編

舎利弗(しゃりほつ)、インド名はサーリプッタ。天才中の天才でブッダの言った事を全て理解してしまう程、打てば響くとは舎利弗のことです。一を聞いて千を知ると言われます。ブッダの代わりに説法をするくらい出来のいい弟子です。  目連(もくれん)、インド名はモッガラーナ。舎利弗の幼馴染の親友です。この世の天地人を見通せる神通力の持ち主です。天才、舎利弗も目連には一目も二目もおいていました。  二人は人生を極めるべく、一緒に出家します。でも最初は、変な宗教に入信してしまいます。しまったと思いつつも、他に行くあてもなく変な宗教団体で修行を続けます。天才と超能力者ですから、みるみる力を発揮し、出世していきます...
ひきこもり

プール監視員

毎週のように甥っ子が家にやって来ますなあ。来るなり、笛を吹き、メガホンで大きな声で話をする。「どういうことですか?」「プールの監視員です」と保護者から説明を受けました。やはり夏だ、甥っ子も新キャラを入れてきたな。  勝山叔父さんはもう甥っ子にマンツーマンでつく体力がないので、途中で散歩に行くことにしています。敵前逃亡ですなあ。毎回そんな感じなので、今日は甥っ子から「叔父さん、今日もお仕事なの?」と聞かれてしまいました。  誰だろう、甥っ子に叔父さんは仕事に行っているなんて吹き込んだのは。でもせっかくだから「これから仕事です」と甥っ子に大嘘をついて出かけました。ブックオフに行きました、マンガを立...
ひきこもり

世界のTシャツ

ママンが日本の夏は暑いからと、スイスに旅行に行きました。日本の老人の娯楽と言えば海外パックツアーですよね。というわけで、ママンも年に2回くらいは旅行に出かけるのです。そしてボクのお土産にTシャツを買ってきます。  両親がハワイに旅行する時、お土産は何がいいと聞かれ、アロハシャツと答えてしまったのがそもそもの始まりです。旅行すればボクの服を買ってもいいというお墨付きをもらったとママンは勘違いしているようです。親孝行にはいろいろありますが、一番は親が選んだ服を着ることだと思います。ファッションをママン色に染められてこそ、真の親孝行ではないでしょうか。  今ボクの手元にSwitzerlandという文...
ひきこもり

ヒキコモリゼミ

土の中で7年間暮らし、外に出る。そんなひきこもり、ではなくセミ。人間に例えるなら70歳近くまでひきこもった後、脱ひきこもりを果たし、木にしがみついて「もてたいぞ」と大声を張り上げる。鳴けども鳴けどもセミがもてている気配はなく、虫取り網をもった子供に追い回され、おしっこをちびっては命からがら飛び回る生活。  セミは偉大だ。偉大なひきこもりだなと思うのです。勇気あるヒキコモリゼミの短い青春に敬意を表します。
よもやま話

丹沢大山

富士山に登る決心をしました。もう悟りをひらくには、ご来光を見るしかない。もっと、もててもいいはずだ、そんな煩悩を振り払うには富士の霊山で心神を清めるしかない。でもいきなり富士山に登るのは無理があるので、リハーサルをかねて丹沢の大山に登ってきました。マイ登山ブーム継続中です。  岩が多く、足場が悪い。雨降りの山ゆえ、時々雨もぱらつきます。霧が濃かったので、景色なしの状態での登山です。約2時間半かけて頂上に到着しました。見えたものはマイナスイオンあふれる一面の霧だけです。頂で握り飯を食べ、休憩した後に下山。元のケーブルカーの駅まで戻って、ハイキングは終了であります。  全身汗だくでしたが、いい修行...
ひきこもり

夏休み

肉体は毎日休んでいるが、精神はちっとも休んでいない登校拒否の魂の解放を謳う真夏の40日間、それが夏休みだ。負けるなよ。
ひきこもり

脱ひきこもり劇団

元ひきこもりと称する人が、人前に出て体験談を話す。例えばひきこもりの子どもを抱える親の会の集まりなどの壇上で、ひきこもりを脱出するきっかけや、働けるようになったやり方を話す。もうお馴染みですよね、脱ひきこもり劇団です。ヒキコモリCATS、ヒキコモリ座の怪人など、劇団四季を彷彿させるロングラン公演です。  でもお芝居の世界での話でしょ。現実には脱ひきこもりだとか元ひきこもりだとかは存在しません。ひきこもりにつく言葉は、永遠だとか生涯という単語に限られます。まあ、娯楽作品として楽しむぶんには、悪くはないかもしれませんがね。
ひきこもり

ひきこもり筏

例えるなら安心ひきこもりライフとは、人生という川を渡るための筏(いかだ)のようなもの。脱ひきこもりだとか職業訓練という名の泥の舟に乗せられ、今まさに沈み、溺れようとするひきこもり中年男子を助け、岸まで運ぶ小さな筏のようなものです。  ひきこもりの涙の雨で氾濫するアフィリエイト川。そこで溺れている人を助けるのも、安心ひきこもりライフこと、ひきこもり筏の役目です。女々しいやつほどポジティブなことを言うものだ、泥の舟には気をつけましょう。
ひきこもり

半人前公務員

ひきこもりの新しいもう一つの就職先としてのオルタナティブな公務員、それがボクが提唱する半人前公務員なのです。  勤務状態を言えば分かりやすいのではないでしょうか。週3回、1日4時間勤務です。月水金の午前中だけ働く人、月水金の午後だけ働く人、火木土の午前中だけ働く人、火木土の午後だけ働く人、この4人が力をあわせ似非一人前公務員となり働くのです。半人前ですらないじゃないか、そんなつっこみはここでは遠慮してください、武士の情けをお願いします。  初任給は5万円くらいでどうでしょうか。4人いるので一人分の仕事しかしないのに20万円ほど払うことになります。でも、公共の福祉という言葉の意味をよくかみ締めて...
ひきこもり

半人前理想主義

半人前を受け入れてもらうしかない。最近強くこのことを思います。社会復帰のための職業訓練というのは、つまるところ半人前のひきこもりを一人前に鍛え上げて会社で働かすことです。その成果はというと、全部失敗じゃないか。仕事は長続きせず1年以内に90%の人が辞め、5年後には100%が辞める。  不毛な働く練習。訓練という名の働く練習をしなければ、働けない人はやはり生涯半人前なのです。やるべきことは、半人前として生きていく技術を身につけること、その為の修行をしなければならないのです。安心ひきこもりライフの学習とかね。  一人前に鍛え上げるという妄執を捨てることから始めるべきです。半人前が働ける会社、半人前...
ひきこもり

間違っていた

首のところがべろーんとしたTシャツを着て、扇風機に向かってあーって言ってみる。ああ、これこそがひきこもりだなと、我に返りました。一生懸命ブログを書く必要なんてないよ。空想締め切りは、空想だった。何もしない、ブログも書かない、もちろん働かない、学校は卒業しない、もてていない、そんな当たり前のひきこもり生活をおろそかにしてはいけない。  朝寝坊して、昼寝をして、夜もちゃんと眠る。そんなひきこもりに私はなりたい。
よもやま話

七夕

今日は七夕ですね。もてないひきこもり中年男子の想いが、毎年雨を降らします。かわいそうな織姫とヒコボシ。
よもやま話

現実的な

ハリセンボンの右と左、結婚するならどっちにするか。ファミレスで、そんな現実的な話もしますよ。死神を選ぶ男子が多いようです。
ひきこもり

ひきこもり燃やし尽くして

ひきこもり完全燃焼とばかりにブログを書く、ひきこもり中年男子。これは正しいのでしょうか。誰が読むのだろうか。無人島でのろしを上げ「オレはここにいるぞ」と叫んでいるようなものじゃないのか。孤島の鬼。やっていることは大掛かりでも、誰にも届いていない。こんなことしている暇があれば働いたらほうがいいんじゃないのか。  否それでも、働く暇があったとしても、ブログは書くべきなんだ。ひきこもり中年男子がやるべきことはただ一つ、ひきこもりを燃やし尽くすことだけなんだ。一欠けらの悔いも残してはいけない。今日一日を完全燃焼させろ。  昨日の自分が今日の自分を作る、そして今日の自分が明日の自分を作る。例えるなら、昨...
ひきこもり

捨てること、受け入れること

学校の勉強で言えば、暗記偏重や偏差値主義、役に立たないものばかり覚えさせられ、競わされる。学歴なんて虚栄でしかないじゃないか、と思いつつもじゃあこれらの嘘をすぱっと捨てられるかというと難しい。ボクみたいに精神的に参ってしまい、高校中退したぽんこつ人間ですら、大検を受けて大学に行きたがるのだから、まともな人なら、役に立つとかは置いておいて、勉強してきちんと進学・卒業するでしょう。  これは不健全だ、悪だ、間違っているとわかっていても、簡単には捨てることが出来ない。間違っているものを捨てるのは怖いくらいだ。  役に立たない勉強やってるよりも、田んぼや畑を耕すほうが人間としてずっと正しい。そう思うだ...
よもやま話

継続

ぐだぐだ続けるのは、いつか良い調子になるのを待っているから。面白いか面白くないかは自分でも分かるが、ぱっとしないから何もしないという潔癖な態度は、スランプ回復を遅らせる。調子が悪い、冴えない、鳴かず飛ばずな状況の時ほど、ぐだぐだと継続してやり続けることが、鳴きまくり飛びまくりの状況を呼ぶ。  調子が良くない、冴えない、ぱっとしない、鳴かず飛ばずな状況でも継続すること。これがぱっとした考えを思いつく原料に、なりますように。
よもやま話

鎌倉・カッパ天狗

今年になって急にボクの中で登山がブームになりました。いきなりのことなので、一緒に行ってくれる登山友達がいません。目標の富士山はおろか、まだ一つの山すら登っていない。これではいけない。取り合えずと、鎌倉へ安心楽々一人ハイキングに行って来ました。梅雨の季節ということで山道はすいており、なかなかいいものでしたよ。  横浜の円海山をスタート地点として、北鎌倉にある建長寺まで歩いてみました。ほとんど休憩も取らず歩き続けて3時間半。全身汗ダルマ、実に爽快で、園芸以上にぐっと来るものがあります。  建長寺のよもやま話をしましょう。建長寺の頂上付近にはカッパ天狗がいっぱいいます。ボクはこれが大好きで、鎌倉はす...
ひきこもり

ひきこもりとパソコン

パソコン導入前と導入後ではひきこもりの深さが違います。パソコンがない時は、完全ひきこもりでした。自分から自分へ空想メールを送り、部屋で寝転び天井を眺めながらの妄想インターネット。その成果を小説として原稿用紙に書き上げ、空想作家としてデビュー。妄想読者(自分)の絶賛をあびる。文学新人賞に応募し、初めて現実世界に触れ、一次審査で落選という当たり前の「つっこみ」を受ける。全然納得できないひきこもり文豪。そんなことを一年に数回繰り返して、文学を理解できる編集者がこの世にはいないことを嘆く悲劇のひきこもり作家生活です。  誰ともつながっていない。バーチャルと言われるインターネットすらつながっていない、ウ...
ひきこもり

ひきこもりのオールナイトニッポン

今日、部屋を整理していたら、マクセルのハイポジションのカセットテープを見つけました。ひきこもりのオールナイトニッポン。DJ勝山実、リスナーも勝山実。オレDJによるカセットテープ放送です。そんなカセットが何本かあったはずですが、現存するのは一本だけです。もう20年くらい聴いてません。聴けばその場で舌をかんで自殺したくなるに違いありません、即カセットを叩き壊すに違いありません。  最近はパソコンでネットラジオとかやっていますよね。非常に健康的だと思います。陽が当たっている感じがします。ボクがやっていたのは深夜放送のまねごとの、カセットテープラジオです。部屋の中で一人ラジカセの前で話しを録音、ヘッド...
ひきこもり

ひきこもり後編

ひきこもりには前編と後編がある。二部仕立てなんだ。前編ばかり注目していてはだめ、むしろ後編にこそひきこもりの本質がある。  外に出られず、働かなければ、学校に行かなければと家でそわそわしながらも、TVゲームを次々攻略したり、古今東西の小説を読破して日々を過ごす。これが前編の主なストーリーです。ここから抜け出して、ひきこもりの集まりに顔をだせるようになり、同じような境遇の仲間に出会い、アルバイトを始めたり、通信制高校やフリースクールのようなところに通いながら大学進学を目指す、ようになればひきこもり“前編”は終りです。  ひきこもりには後編がある。なんとなくだけど居場所を見つけた、アルバイトしたぞ...
ひきこもり

ひきこもりフィルター

迷惑メールを即ゴミ箱に移動させ削除する。これを自動でやってくれる迷惑メールフィルター(スパムメールフィルター)を活用すれば広告・詐欺メールや嫌がらせメールも見ずに済み、心も軽やかだ。  心の迷惑メールフィルターを持っていれば、日常生活も心地よいものになる。カップルは見なかったことにする、ひきこもりフィルター。バレンタインデーもクリスマスもひきこもりフィルターでシャットアウト。バイトを無断欠勤したり、学校を休み続けたりして、家の電話がさっきから鳴りっぱなし、でもひきこもりフィルターがあれば何も見えない聞えない。自分に都合のいいフィルターを心に持てば、世の中なんてどうってことない。
ひきこもり

ひきこもりワイン

渋みのあるブドウも樽に入れて熟成させれば芳醇なワインになる。ほろ苦い暗黒高校の思い出、うるせーババアに対する怒り、ちっとももてない哀しみ、ひきこもり心の中にあるあれやこれも、時間をかけて寝かせれば人間味あふれる笑い話へと昇華する。泣き寝入ってしまった果実は、いつかきっと上等なひきこもりワインになる。
ひきこもり

アフィリエイトからひきこもり

アフィリエイトで儲かるとの宣伝文句をネットでよく見る。それらを要約するとこうなる。低学歴、高年齢、職業経験なしの冴えない経歴の持ち主でも儲けられますよ、と。ひきこもり中年男子、単独指名での勧誘であります。こんなのに当てはまるのは、ひきこもりしかいないじゃないか。  広告をべたべた貼ったの中身のないページやら、検索上位にあらわれる嫌がらせ的な、話題のキーワードを羅列しただけのブログ。全部ひきこもりが精魂こめて作ったサイトだ。気の毒だ。  マルチ商法や新興宗教の黄金の勧誘パターンが、舞台をインターネットに変えてやって来た。低学歴諸君。中卒、高卒、ぽんち大学卒業もしくは中退は与し易いと思われ狙われて...
よもやま話

幸せ

幸せな時期があってこそ悲惨な不幸が引き立つ。幸せな時期がないものですから、こんなひきこもり生活を送っていても、自分が不幸であるという実感が湧きません。これはいかがなものか。自称名人を名乗ったり、オリジナルTシャツを作るという茶番を嬉々として行なうのも無理はない。不幸だという、自覚がないのですから。
ひきこもり

ひきこもり園芸

ガーデニングブームも一息ついた感がありますが、ボクの園芸ブームは続行中です。本日ジャガイモの収穫をしました。苗を4本ほど引っこ抜き、傷つけないように手で土を掘りジャガイモを獲りました。食べきれないくらいの量です。  「野菜も人間と同じ、できそこないがある」。このことをジャガイモから学びました。スーパーに並んでいるジャガイモだけがジャガイモじゃない。けっこうあるぞ、できそこない。たくさんのできそこないの力添えなくして、自然の豊かさはありえない。
ひきこもり

ひきこもり人間関係

よい人間関係を作り出すのに必要なものは何か。それは、時間だ。ゆっくり時間をかければよい。コミュニケーションスキルだって、そんなのいらないよ。そんな腰の引けた付け焼刃の技術が、君に何をしてくれるというのだ。とっておきのひきこもりスキルがあるじゃないか。  そう、むだ話だ。ためにならない、役に立たない、そんなことをしている場合じゃない、そんなむだ話が、まろやかな人間関係を築き上げる。というか、それ以外の方法で友を作ることなんて出来るのだろうか。たくさん時間をかけた関係は、きっと素晴らしいものになるはずさ。
よもやま話

ドラえもん

ドラえもんがのび太に向かって、自己責任だ自分で解決しろだとか言いだしたのなら、いかがなものか。優しいのび太も、お前未来から来んなよ、道具置いてここから出てけとキレるに違いない。それを言っちゃあお終い、そんな状況があるのさ。
ひきこもり

仕事 その一

値札はがし。ひきこもりならば、ブックオフで買ってきた古本の値札をはがすという仕事しているよね。オレ達のビジネスさ。丸善の値札はがしがお薦め。固いキャップをはずし、ペン先をぐっと押しながら値札の上でなぞってシンナー液を染み込ませます。しばらくまってからペン先をヘラがわりにして剥がす。簡単に綺麗にはがれるので、いい仕事したな、ひきこもって良かったと思える一品です。社会復帰がまた一歩遠のいたぞ。
ひきこもり

レンタル甥っ子

レンタルすべきはお姉さんではなく、甥っ子です。もう常識ですよね。甥っ子が勝手に部屋の中に入ってきても腹は立ちませんが、アゴがしゃくれたレンタルお姉さんが部屋に入ってきたら優しいひきこもりでもキレるでしょう。勝手に部屋に入るなんてことがゆるされるのは子供だけです。  一人っ子で兄弟がいない人などに、レンタル甥っ子は有効ではないでしょうか。勝手に部屋に入ってくる。勝手に机の引き出しをあける。「おーじさんは♪変な人~♪」と歌う。電車ごっこは3時間休みなし。すぐ泣く。転んで耳から血を出す。お父さんはお仕事、では叔父さんはという質問に「お散歩!」と答える。こういう本当の意味での奉仕ができるのはレンタルお...
ひきこもり

ひきこもり当事者

ひきこもり当事者の定義というのは、どんなものなのだろう。単純にひきこもりの定義が当てはまる人だということになるんだろうが、ひきこもりを自己申告しようとする行為がひきこもりらしくなかったりもする。でも、そんなことはどうでもいいんだ。ひきこもり当事者なんて簡単さ。  見れば分かる。ああ、この人はひきこもりだな、働いてないなと分かる人が当事者なんだ。ばればれですよ。ボクも長いことひきこもりとして生きてきました。自己紹介でひきこもりであると言えば、あった人全員に納得してもらえます。お前なんかひきこもりじゃない、偽者だと反論されたことはただの一度もありません。ちょっと悲しいのです。  ひきこもっていると...
ひきこもり

梅雨休み

梅雨休み。夏休み、秋休み、冬休み、春休み。登校拒否に幸あれい。
ひきこもり

悪いひきこもり

ひきこもることは良いことだと語り続けてきましたが、そうじゃない悪い部分もあります。自分より弱い人間を見つけ出して、馬鹿にするようになることです。これはいけません、これをやったらひきこもりが台無しです。  アフィリエイトで月収二千円だ、と言っているひきこもりを馬鹿にしてはいけません。その気持ちをぐっと抑えて、自分が無収入であることをかみ締めるのです。他人を見下すほど、自分が偉いはずもありません。だってボクらはひきこもり中年男子じゃないか。ファイト。