2019-08

ひきこもり

ひきこもり馬鹿

馬鹿でなければ、ひきこもりはつとまりません。ここでいう馬鹿とは、野球馬鹿とか、釣りバカとかの、後先のことなぞ考えずに突き進む、あの馬鹿です。  小学生でもないのに、1日中ゲームをしたりユーチューブを見て過ごすなんていうことは馬鹿でなければできるものではありません。ひきこもり馬鹿は筋金入りで、将来どうするんだなんていう脅しは通用しないのです。パソコンでブログを書いたり、図書館でぼっさり読書をしたり、市民プールを満喫というふうに、日々ノーダメージなのです。馬鹿たるゆえです。  ただ、ひきこもり馬鹿が弱まったときには、ハローワークとかに行って就活をするふりをしてみたり、通信制の学校に入学して学生に擬...
ひきこもり

おぼろげに語る、ファイナンシャル・プランナーって何だ

ひきこもり業界に、ファイナンシャル・プランナーというよくわからない人たちが食い込んできたのは、比較的最近のことです。  ファイナンシャル・プランナーとはなんなのか、それはね、家計のアドバイス(助言)をする人のことです。主に老後のお金を心配する人たちの相談をしているようです。でも彼らが役に立つケースというのは限られていて、貧乏でお金がないと思っていたけれども、実はただの浪費家でしたっていう、藤子不二雄A先生のマンガであれば「ズコーッ」というオチがぴったりくるような、きわめてマンガ的な状況の時だけなのです。ほとんど場合、つまり節約ではどうにもならない、本当にお金がない時には、彼らは役に立たない。 ...
ひきこもり

人を働かせる唯一の方法は借金をさせること

嫌々でも人を働かそうとするなら借金をさせるしかない。借金があれば返済のため、せっせと働くようになる。贅沢のためにとか、お金を貯めるために働いている人は少なくて、たいてい借金があって、それを返すために働いているのです。  家賃というのも借金で、仮に家賃が7万円なら、それがその人がその月に支払うべき借金ということになります。家を借りるという行為が、嫌々働く労働者への道なのです。  最近話題の大学の奨学金もたんなる借金(学生ローン)で、卒業したら働くて返すしかありません。就活するしかない、派遣でもなんでも働くしかない。人生の選択肢はせばまっているのです。  ひきこもりは一文なしだけど、借金がない。お...
よもやま話

【酷評】プレミアム付商品券とは

ツイッターにすでにつぶやいてしまったが改めて消費税10%増税にともなって発行される、プレミアム付商品券について酷評、もの申したい。  プレミアム付商品券とは、消費税10%増税に憤慨する貧乏人を慰撫する目的で発行される割引券のことです。  自分の手元に商品券に関する申し込み書が届いて初めて、このプレミアム付商品券はもらえるのではなく、買うのだということを知りました。現金2万円払って、2万5千円分の商品券を買うのです。貧乏人(住民税非課税の方、小さな乳幼児のいる子育て世帯)だけが買える仕組みとなっています。  しかしこれは商品券なのだろうか? 私は割引券・クーポン券だと私は思う。理由は、 ①お釣り...
よもやま話

組織のなかで個人としてがんばっている人について

国や行政に対して問題点を指摘して批判すると、どこかの誰かが必ず言う、改革の意気を挫き、押し留める、現状維持賛成のマジックワードがありまして、それが「個人としてがんばっている人がいる」というやつなのです。似たような言い方としては個人として良心的だとか、尊敬できる人がいるだとか、まあいくつかパターンがあるよな。  「個人としてがんばっている人がいる」の言わんするところは、批判ばっかりしていないで、応援しろとまでは言わないけれども、とにかく悪くいうばかりが能じゃねえだろ、という方向に話をぐいっと持っていき、気づけば問題点を指摘し批判するやつはクソ野郎だなといった具合に、この世界の片隅においやる、いつ...
ひきこもり

夏は市民プールで勝ち組

過去にも何度も同じようなことを書いているが、改めて夏に勝ち組になるやり方を、勝利の方程式をここにはっきりさせておきたい。  エアコンのきいた部屋で陰気に涼んでいるような人は全員負け組です。親が死んだあとの将来も、冷え冷えです。勝ち組になりたければ、1番暑い時間帯の、昼12時~13時に市民プールに行くこと。屋内の温水プールなんかではだめです、夏だけやっている、1時間100円くらいの屋外の市民プールに行くのです。  昼のプールは子どもだらけで混んでいるイメージがありますが、昼食タイムはちょっとすいています。プールに来ているほとんどが小学生とその保護者で、ひとりぼっちで泳いでいるおじさんは私ひとりで...
ひきこもり

誰も望んでいない、ひきこもりの政治参加

社会復帰という言葉が嫌いなので、社会参加という言葉を使っていましたが、その社会参加という言葉も、社会復帰のひとつ前の段階という程度の意味でしか使われなくなりました。いい言葉というものは、えてしてアイツラに盗まれたうえに、元とは違った意味で使われるようになります。  もうこうなったら、誰も望んでいないことは承知の上で、「政治参加」という言葉を使っていこうと思います。悪徳支援業者のド肝を抜く意味でも、政治参加という言葉はいい武器になるし、いい冗談にもなります。ひきこもりサポートセンターの目的も、社会参加ではなく、ひきこもりによる政治参加でございます。  政治参加の目的はド肝を抜くこと。働けたいけど...
ひきこもり

居場所という言葉はもう使いたくない

いつからか、就労のはるか遠くにいる、能力がなさすぎるひきこもりが行かされる場のことを、居場所とかフリースペースと呼ぶようになったようです。  →居場所(フリースペース)  →就労訓練  →中間就労(時給150円~)  →アルバイト・非正規社員  →貧しい納税者  このようなロードマップに、納税者の道に、居場所がっちり組み込まれており(しかも最下層に)、就労支援をしているところはたいてい居場所も運営しています。  本来、居場所とかフリースペースというのは納税者の道の外側にあるものです。しかし、アイツラときたら、ちゃかり居場所という言葉を盗んで腐れ支援の一部に組み込んでしまいました。われわれ底辺の...