2018-11

よもやま話

動かなくなったスピードメーターの直し方(スズキ・アドレス125編)

最初に答えを言っておきます、「手でバンバンとスピードメーターを叩く」が正解です。信じられないでしょ、でも試してみてください、直ります。  愛車アドレス125が、時速何キロで走ろうとも、スピードメーターはずっと0kmという状態がずっと続いていました。直さなきゃ整備不良で罰金とられてしまうと知りつつも、現実逃避をして放置しておりました、が、為せば成る成さねばならぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり、と思うに至りバイク屋に行ってきたしだいです。  そこで教えてもらったスピードメーターの直し方というのが、メーターをバンバン手の平で叩くというものです。ただし現在の新型アドレスには通用しません、旧型アドレス...
よもやま話

うっかりとADHD

発達障害ブームですが、大きく分けて二種類あって、空気の読めないアスペルガー系(自閉スペクトラム症)と、集中力と落ち着きのない多動系のAD/HDです。今回はADHDの方についての話。  AD/HD(注意欠陥/多動性障害)の特徴をあげていくとこんな感じ、集中力がない、話の途中でうわの空、途中でやめる、最後までやりとげない、整理しない、時間に間に合わない、完成しない、計画は立てるが実行できない、モノをなくす、必要なものをなくす、携帯電話がどこかに消える、部屋にあるはずのリモコンがない、財布がない、あれこれいろんな考えが思い浮かんでは消えてゆく、約束は忘れる、約束以外のことも忘れる。  当てはまらない...
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親が死んだら119番【ひきこもり保存ガイド】

死んだ母親を放置したひきこもり男子が、死体遺棄の容疑で逮捕されました。下↓に共同通信の記事を貼り付けておきますね。     いったい何をしているんだ、親が死んだら119番に電話したまえ、救急車を呼ぶのです。救急車は病人を運ぶものと思っているでしょうが(まあ実際にそうなのですが)、でも親が死んだ場合も119番に電話するのが正解なのです。  人が死んだか死んでないかを決めるのは家族ではなく「医者」なのです。医者が死亡診断書を書くのです。息をしてくなても、心臓が動いてなくても、死後何日もたっていようと、生死を決められるのは医者だけなのです、だから救急車を呼ぶしかない。そして医者が死んだと判断し、そ...
よもやま話

発達障害・コンサータ・リタリン

発達障害は、コンサータという薬と二人三脚でやって来た。発達障害が火をつけて、コンサータが消火するという役割分担です。コンサータなくして発達障害ブームはありえない。  私はこのブームを支えるコンサータという新薬に注目していました。こいつは新薬を名乗りながら、中身はちっとも新しくない、正体はリタリン(塩酸メチルフェニデート)なのです。リタリンが長時間カプセルに入って、体の中で徐々にとけていき、細く長く(12時間も)効き続けるようになっただけなのです。  リタリン。2000年代前半「リタ中」という熱狂的なファンを生んだ、ナルコレプシー(作家・阿佐田哲也氏で有名な眠り病)の薬です。当時は軽症のうつ病に...
よもやま話

呪い釘 宇江敏勝  俺読書メーター

宇江敏勝『呪い釘』を献本して頂きました。  和歌山3大文化人と言えば、南方熊楠、佐藤春夫、中上健次ですが、実はもう一人いる。それが宇江敏勝なのです、が、前に上げた三人ほど評価されているというわけではない。  おそらく日本最後のガチンコの山びとです、そしてずっと文学青年をやり続けている作家でもあります(現在81歳)。ガチンコの山びととは、現代人では一日として耐えられないような山暮らしを平然としてやってのける強靭な肉体をもった原始人です。ヘンリー・デイヴィッド・ソローの『森の生活』が、ただのキャンプ遊びに思えるほどの、強さを持った人です。  宇江敏勝は、ユネスコで世界遺産に登録された後の、軟弱な熊...
よもやま話

仮面ライダーは精神病なのではないか?

仮面ライダーはたった一人で悪と戦い続けるヒーローだと信じてきましたが、あれ、もしかして、ひょっとすると、  仮面ライダーは心の病気で被害妄想に取り憑かれてしまい、ただのサラリーマンを悪の組織ショッカーだと思い込んでキックやパンチをおみまいする、幻聴幻覚さんでおなじみの「べてるの家」に通うバイク好きの患者なのではないかと思い始めました。  精神障害者の作業所に行っているとよくあることなのですが、メンタルの調子が悪くなると、なぜかみんなそろいもそろって被害妄想になります。もちろんそこにたどりつくまでの道のりというものがありまして、  まず元気なる→元気がですぎる→この世に正義がないことに嘆く→自分...
ママン・ダディー・介護

おたけびママン 【限定公開】

風前の灯。医者によると要介護5寝たきり老婆ママンはもう長くないらしい、今年もつかもたないかといったところだと、老爺ダディーから報告を受けました。  いよいよです。私はママンロスに備えて、自分の心のケアのために、ママンのおたけびをICレコーダーに録音しようと決心しました。  しかしです、どういう訳か、ウガガガアーーー、アーカアーカアーとおたけんでいるママンの声を録音しようと、ひきこもり六畳間を飛び出すと、それまで散々おたけんでいたママンがしーん(死ーん)と静かになるのです。しかたないと部屋に戻ると水を得た魚のように、ウガガガアーーーとまたおたけびが始まるのです。こんな鬼ごっこのようなかけひきが、...
脱ゴミ屋敷

脱ゴミ屋敷 粗大ゴミ編

整理するとは捨てることなり。その捨てることで、一番だるいのが粗大ゴミです。  粗大ゴミは捨てようと決心しても、そう簡単には捨てられない。しかも有料、捨てるのに申し込みも必要です。横浜市の場合だと、ネットで申し込むか、電話をするかですが、どちらにしても面倒くさい。  ネットの場合だと、メールアドレスの登録からやらないといけない。年に1回あるかないかの粗大ゴミのために、メールアドレス登録するのはだるいから、電話で申し込むことになる。  電話をかける、呼び出しを音が鳴る、呼び出し音が鳴るのを聞き続ける、ずっと聞き続ける、というレスポンス待ちタイムに突入します。粗大ゴミ受付センターは、呼び出し音が長い...
よもやま話

グズを治す、1日1個

たくさんある、やらなきゃいけないことから、1日1個だけやるようにしています。これを繰り返すと、グズの先延ばしが(ちょっとだけ)治る。  たった1個だけ。それすらできなくても焦らない。やらなきゃいけないことに手をつけただけでも100点だと自分を褒めてあげる。やろうとしただけでも(お前にとっては)十分じゃないか。  1日1個をやリ終えたらその日はおしまい、あとは自由時間にする、もう一個やろうなんて欲張らない。そうすれば今までずっと先延ばしにしてたまりにたまった、やらなきゃいけないことが1個片付く。千里の道も一歩から。グズでない人は、みんなこれをやっているらしいぞ。
よもやま話

合戦ウィキペディアン 韓国ドラマ編

ウィキペディアンとは、ウィキペディアによく記事を書く常連のこと、と前回書きましたよね。そんなウィキペディアンとの第2次ガチンコ合戦が勃発。舞台は韓国ドラマの記事です。  私はその記事の中に、百科事典にはふさわしくない記述を見つけました。簡単に説明すると、M氏が雑誌に韓国時代劇は「歴史改ざん願望がドラマに凝縮されている」と書いていた、というもの。こんなのたんなる個人の主観でしょ。百科事典に載せるようなことじゃない。  ひま人特有の義侠心から、この記述を削除してやりました。するとすぐ、私自身のページ(ウィキペディアには利用者ページがある)に書き込みがきました。削除するな、二度とこういうことをするな...