議論からの逃走
ごく一部の人に話題の多様な教育機会確保法案(旧名称)が成立寸前です。この法案の作っている議連の座長である馳浩(元プロレスラー、現在自民党議員)がブログにこんなことを書いていたので引用します。 「個別学習計画にはまだ異論のご意見が出るも、さりとて対案はなし。」 反対というだけで対案はねえのかよ、というところでしょうか。最近の風潮として、意見に反対すると、 「対案をだせ」ということになる。賛成か反対かではなく、賛成か対案を出すかなのです。反対も立派な対案だと主張しようものなら、やれやれ困ったやつらだ、反対のための反対だと、ますます相手は嬉々とし、自分こそが現実家だと思い込む。 でもそうじゃ...