2010-03

よもやま話

喧嘩ジジイ

ポケモンカードの発売元も、飽きさせぬよう、もっと買わせようと、少しずつルールが付け加えていきます。ポケボディーという能力をもったポケモンがいます。例えば、メタグロス。このポケモンがバトル場にいると、超能力エネルギーがついているポケモンは、エネルギーを消費することなく逃げることができます。そういうルールです。  甥っ子も4月から小学生、ちゃんとしたルールを教えてあげよう、そんな叔父さんのお節介が、甥っ子といがみ合い罵りあいに発展し、号泣させてしまいました。「ズルジジイ、バカジジイ。逃げるなら、エネルギーをちゃんと捨てろ」と怒鳴り散らすのです。6歳児にこのルールは難しいからと、引き下がればよかった...
よもやま話

月刊 瀬戸内寂聴 第9号

the 寂聴 第9号、まずは表紙をご覧ください。  ばーん、いかがですか。何かいつもと違う気がしませんか。顔色ですよ。白いでしょ。顔が白いでしょ、頭なんか真っ白じゃないですか。「死んじゃったのかな」とはらはらしましたよ。角川書店の編集者が、ドス黒い笑顔を抑えようと、フォトショップをいたずらにいじった結果、このような棺の中の人のような顔色になってしまったのだと思われます。それ以外、今号に関して語ることはありません。次号をお楽しみに。
よもやま話

甥っ子は見とるぞ

甥っ子次男坊が走りよってきて、叔父さんとDSがしたいとねだるのです。じゃあやろっかと座ると、叔父さんが電源を押してというのです。言われたとおりにしてニンテンドーDSを起動。ん、おやおや外国語になっているぞ、英語っぽいけど英語じゃない、スペイン語じゃないか。「設定をいじったろう」と聞くと、いいから早くボタンを押せと叔父さんにせまり、Aボタン、Bボタンを次々押させるのです。  それはいいとして、「設定いじって外国語にしたでしょう」と聞くも何もしてない、ボタン押した叔父さんでしょ、と知らぬ存ぜぬを決め込むのです。3歳児なりの完全犯罪というか、罪をなすりつけようとする陰謀ですよ。いろいろいじっていたら...
ひきこもり

罪と罰とひきこもり 1

なぜ長田百合子は死なないのでしょうか。いろいろ理由はある。何よりひきこもりが犯罪予備軍でないことの証明ですよ。ただ、どうしても腑に落ちないのが、この人間の形をした悪魔に天罰がくだらないことです。どんなに悪いことをしても、罪を重ねても、一切罰を受けないどころか、安定して儲け栄えているのです。<続く>
よもやま話

かにぱん

コンビニにちょっと前までは必ずあったのに、今は全然なくなったものに「かにぱん」がある。いつも夜中にお腹が減ってしまうひきこもりの非常食としても評価の高い、菓子パンである。菓子パンだけど特に味はなく、ほんのり甘い。その控えめなところが好きだ。  かにぱんとほぼ同じ味でコアラパンというのがファミリーマートで売っていたが、これも姿を消してしまった。ここまで、反かにぱん包囲網がしかれると、何かの陰謀じゃないかと疑いたくなる。怪しいと見ているのが、スティックパンの連中である。かにぱんが消えると同時に売り場に躍り出てきた、スティックパンとそのバリエーション。食べてみたが、何かが足りない、夢がない。空腹を満...
よもやま話

神様のモニター

お爺さんやお婆さんの中には、モニターがパソコンの本体だと思っていたり、最近はテレビでパソコンができる、さう勘違いしておられるかたもいらっしゃるでしょうが、そんな瀬戸内寂聴のような人は無視して、ついに買った液晶モニターについて語りたい。  現在製作中のへっぽこ自作パソコン用に液晶モニターが必要、何を買おうか迷いましたが、ずばりこれが正解です。LCD-DTV222XBR。地デジが見れて、パソコンも見れて、ゲーム機も接続できる、約3万円の夢の液晶モニターです。シャープのAQUOSのようなちゃんとした液晶テレビとは比較にならないくらい、しょぼい画質ですが、十分使えるレベル。リモコンもついているし、21...
よもやま話

瀬戸内寂聴先生と行く!オペラ”愛怨”鑑賞ツアー 6日間

いかがなものでしょうか。寂聴先生と行くドイツ・オペラ観戦ツアー。28万8千円なり。寂聴先生が台本を書いた、オペラがドイツで公演される。でもセリフは日本語。寂ちゃんと一緒に海外旅行に行ける夢の企画です。参加者のためだけのオペラ解説説法もあるとか。本気で行きたい。ピースボートを越えた。 瀬戸内寂聴先生と行く!オペラ"愛怨"鑑賞ツアー 6日間 | 巡礼・お遍路 | ヨーロッパ ドイツ - 旅の発見 via kwout
よもやま話

ぎっくり腰

この世で一番情けない怪我、ぎっくり腰になってしまいました。腰の筋肉が肉離れをおこしたようなものです。尻や太ももまで、一緒につったようになり、真っ直ぐに立つ事すらままなりません。100歳のお爺さんのようです。  ぎっくり腰になったらすぐに安静にするのが正解なのですが、甥っ子が遊びに来ていたため、痛みをこらえ、唯一の仕事である叔父さん業にせいをだしたため悪化。甥っ子次男を抱っこした瞬間、ぴりりと魔女の一撃、ゲームオーバーです。歩けなくなる。  働きもせず、家の中をはいはいしている四十近い男の姿を、老いた両親がどのような気持ちで眺めていたか、それは言わない約束です。腰は命、大事にしなければなりません...
ひきこもり

内閣府主催公開講座「ひきこもりを考える」について(6)

小早川秀秋、通称「金吾」です。金吾という言葉の響きが大変よろしいので、以後ひきこもり金吾と呼ぶことにしましょう。松尾山に陣取った金吾の軍勢1万5千、これすべて元ひきこもりだと思ってもらいたい。今はひきこもり状態ではないとか、準ひきこもりなどと、眠たいことを言っているわりには、たいして稼いでいるわけでもない、例の連中の集まりだと思ってもらいたい。ひきこもり家康公は、彼らにこちら側に寝返るよう要請しているのです。  元ひきこもりだとか、脱ひきこもりが、ひきこもり西軍につく理由があるのだろうか。ハローワークでの屈辱を忘れたのだろうか。職業訓練だとか、若者支援だとかそんなぬるいこと言ってないで、コネで...
ひきこもり

内閣府主催公開講座「ひきこもりを考える」について(5)

天下泰平の世にするためにも、ひきこもり三成こと川上憲人こそ打倒しなければなりません。いざ関ヶ原へ、とその前にひきこもりシンポジウムに参加した、他の2大名について紹介しておきましょう。  齊藤万比古(国立国際医療センター国府台病院第二病棟部長)。今気づきました斎藤環とは「さい」の字が違う。国立病院の部長と、また部長です。世界精神保健日本調査の調査に基づき、ひきこもりは全国に25万人いると推定する。訪問支援、集団療法、就労支援でのひきこもり撲滅を目指す完全オールドタイプの部長さんです。小西行長にするのはもったいない。新しい発想もない、考えを深めることもない、からっぽじゃないか。名字がサイトウである...