2010-01-05

ひきこもり

ひきこもりとお年玉 前編

31歳までお年玉をもらっていました。甥っ子が誕生したことにより、今度はお年玉をあげる立場になったのです。カネ、カネ、カネ。世の中は金が全てと言わんばかりですが、子供はそれほどお金に執着しません。人は年をとるにつれて、利害関係ばかり気にする、生臭い生物になるのです。  親戚の価値はお年玉の額で決まる。常識ですよね。相場より低い額のお年玉を渡そうものなら一年間、ケチジジイと心の中で罵られ続けるのです。穀潰しと親に罵られるよりも、百倍辛い。双方納得、満面の笑みで正月を過ごそうではないですか。私は甥っ子兄を自分の部屋に呼び、お年玉会議を開きました。  甥っ子兄6歳、次男坊3歳です。私は長男坊に、次男坊...