2009-04-18

よもやま話

瀬戸内寂聴講演会 ケータイ小説を大いに語る(2)

時間が押した都合で、寂聴先生の講演が10分ほど短縮されることになりました。そのせいでしょうか、失った時間を取り戻すかのように、大変に早口です。ラップMC寂聴。出家して30年、生臭いとはいえ信者相手に場数を踏んできた、その力をいかんなく発揮し、ユーモアをまじえよどみなく一気に語っていきます。  どうして、ぱーぷること瀬戸内寂聴がケータイ小説に手を出したか、それは老いが原因だといいます。前の年、つまり85歳までは寂聴先生は「元気ぴんぴん」していたのですが、86歳になったとたんひざが痛くなり、酔っ払っては前後不覚になって階段から落ちたりするようになったそうです。「心は成熟しても肉体は衰えていくもので...