2009

よもやま話

寝正月

いつも寝てばかりの勝山叔父さんが更に眠ります。ほぼお正月ですから。年末年始の一週間はいつも以上に何もせず、惰眠を強化します。ブログの更新も止まりますが、別に世を儚んでどこかに旅立ったわけではなく、昼間から酒を飲んでのアル中プレイを堪能しているだけです。では皆さん、よいお年を。
ひきこもり

ひきこもり映画

八甲田山こそ、ひきこもり映画と呼ぶにふさわしい。吹雪の雪山は、ひきこもりを寄せ付けない現代のハローワークのようである。高倉健のセリフ「止まったらおしまいだ」や、北大路欣也の「天は我々を見放した」などひきこりの心情を吐露したとしか思えないセリフが相次ぐ。  八甲田山の行軍は、ただの訓練なのです。戦争で死ぬなら死にがいがあるとのに…、そんな無念が職業訓練やアルバイトの面接で凍死していく、ひきこもりの姿とかさなる。安定した収入を目指し、かえって困難な地獄をさまよう、ひきこもり八甲田山よ。  この冬、是非レンタルして見て欲しい映画です。約3時間と時間は長いが、これを見ずしてひきこもりは語れない。
ひきこもり

ひきこもりインカム

すべてのひきこもりがベーシックインカムに賛成であることは間違いないでしょう。基本的にひきこもりであるのなら、マイベーシックインカムが完成しているはずです。ただ無条件ではなく、「誰のおかげで飯が食えるんだ」という恩着せがましい雑言をあび続けるという条件付きで、小額のお金もしくは飯が支給されるのです。  いがみ合い罵り合いでなりたっている「ひきこもりインカム」からの脱却としての、ベーシックインカムです。出てけと罵られ、うるせーとレスポンスするのではありません。誰のおかげで飯が食えるんだという罵倒に対し、「馬鹿野郎! ベーシックインカムのおかげだ」と胸をはって言い返すことができる。もう誰にも媚びへつ...
よもやま話

勝間和代

勝間和代こそが、ポスト細木数子なんじゃないだろうか。
ひきこもり

通販開始です 「love 寂聴 第1号」

love 寂聴 第1号を張り切って作ったもののいざ売るとなると恥ずかしい。他人の作ったzineを見て貧乏くさいと思っていたが、自分が作ったものはそれどころではない、カスですよ。  ひきこもり読書会にzineを持っていき、いくらが妥当か聞いてみたところ50円くらいというのが多数でした。勝山商事Tシャツで一回失敗している身としては一気に売り払ってしまいたい。どーんと、20円で販売することにします。通販なら送料80円かかるので合計100円です。ワンコインでひきこもりzineが手に入るのなら、騙されたっていいじゃないか。  欲しいぞというかたはメールでご連絡をください。銀行振り込み、郵便振替、切手払い...
ひきこもり

ひきこもり寝つき

夜は寝つきが悪いのに、昼間は寝つきがいい。これじゃダメだと思うほど、昼の睡眠が充実していく。昼寝に関しては神の領域。完璧な睡眠。夜は眠れず、朝は起きられず。
ひきこもり

祝「若者自立塾」廃止

蓮舫の仕分けっぷりとは別の片隅で、ひっそりとニート支援「若者自立塾」が廃止になっていた。よくやったぞ仕分け人。補助金にたかる、塾の経営者のための塾など無用。本当に支援する気があるなら、本人に自立支援金を直接手渡すべきだ。  うさん臭い塾経営者が、現場の意見が反映されていないと反論していたが、ひきこもりの現場は塾ではなく、部屋の中だ。暗黒ひきこもり部屋の中身を熟知していない連中に、何もできるはずがない。こんなインチキに、毎年約3億7500万円を使っていたなんて。ひきこもりにお年玉をあげたほうがずっとましだ。
よもやま話

『【ナレッジストック】シリーズ』モニターキャンペーン

おしゃれで便利なメモとノートのモニター募集中! にココログを利用しているビジネスマンとして当選しました、ちょっぴり心苦しいのはなぜでしょうか。  高級すぎて使うのがもったいないと感じるノートです。コピー用紙の裏をノート&メモに書き続けた身には、お札をメモ用紙するくらいの勇気が要ります。かりっしたビジネスマンになれるか、試される一品ですな。 ブログネタ: 『【ナレッジストック】シリーズ』モニターキャンペーン
ひきこもり

ぬくぬく幸福論

冬の朝に、目覚まし時計が鳴っても布団から出ず、いつまでもぬくぬくとしているのが、人生で一番幸福な時間ではないでしょうか。そろそろ起きなければいけないという気持ちが、魔法の香辛料となり、ぬくぬく感は倍増。絶品であります。  不登校やひきこもりの要因のひとつに、布団ぬくぬく幸福感を入れるべきでしょう。
よもやま話

ひきこもりzine

zine(ジン)を作りました。ジンとは、ミニコミ・同人誌のかっこいい呼び方です。マガジンのジンだと言えば分かりやすいですね。これからはブログでもなくツイッターでもない、zineが流行りますよ。  ばーん。love 寂聴 第1号です。いかがなものでしょうか。やってみて分かる小冊子作りの大変さ。製本すると何ページの裏が何ページになるのか、中綴じにするにはどうしたらいいかさっぱり分からない。手作りの見本をもとにWordで清書するも大失敗。ハガキサイズの冊子にする予定でしたが、できたのは予定の半分の大きさ(百円ライターと比較してみてください)の手のひらサイズ。薄いのではない、小さいのです。  これはひ...
よもやま話

マッスルデー38

本日、38回目のマッスルデーです。ひたひたと40代が近づいてまいりました。以前は年を重ねることに焦りを感じていましたが、寂聴先生の生臭さを味わってからというもの、年齢が全然足りないと考えを改めました。87回目のマッスルデーを目指し、1日中ストーブの前でじっとしていています。
ひきこもり

全力ひきこもり

7年間まったく働いていません。それだけではなく、就労活動もしていない。7年間、一度も求人雑誌を見なかった。ひきこもり界のノーヒットノーランを達成です。  結果的には、ここ7年間を就労やアルバイトの為に無理してがんばっても、ほとんど働けなかっただろうし、無職期間が99%であったろう。何もしなくて良かった。生まれてはじめて、人生の選択肢を間違えなかった。ただ働かないだけでなく、求人雑誌すら手にしない豪快なかつちゃんを越える猛者はいるのでしょうか。
よもやま話

月刊 瀬戸内寂聴 第7号

京都寂庵に行って「お前には失望した。がっかりだ」と言ってやりたい。ファンがなんでも喜ぶと思ったら大間違いですよ。私は憤慨している。まあ、これをご覧ください。  ばーん、「the 寂聴」セカンドシーズン突入、通算第7号です…が、この表紙は何ですか。いつものドス黒い笑顔がないじゃないか。これじゃ愛せない、別れ話を持ちかけたい。ちなみに表紙の赤いうねうねは、漆絵です。芸術的絵画ということになりますな、三流の。  漆絵作家のおじさんはあぶらぎっていて、寂聴先生を騙して一山当ててやろうとたくらむ山師そのもの、大変生臭くて結構なのですが、肝心の寂聴先生がおとなしすぎる。干し肉を喰らいドブロクを飲みながら、...
よもやま話

甥っ子と付き合うツボ

なめられる。こきつかわれる。この二点を肝に銘じておけば大丈夫。逆をやると甥っ子はすうーっと離れていきます。偉くもないのに、威張ってはいけません、見抜かれます。お手伝いとかさせてはいけません。お前が働けと、のちのち突っ込まれることになりますぞ。
ひきこもり

ひきこもり家康

働かぬなら 働くまで待とう ホトトギス
ひきこもり

ひきこもりフォトグラファー

甥っ子と遊んでいると、一眼レフのデジタルカメラを持ったフォトグラファーが現れ、写真を撮り始めます。ママンです。篠山紀信きどりの老婆がカメラを構えると、甥っ子も叔父さんも、それまで遊んでいた楽しさをすべて忘れ、暗澹たる気分になります。  被写体の気持ちなど考えていたら、写真家ママンの芸術は成り立ちません。いろいろな角度から、甥っ子の遊ぶ姿を撮りまくります。じゅうたんに寝転がり、下から見上げるアングルで、絶妙な会心のショットを狙います。困惑した甥っ子と、その後ろには地獄の眷族を引連れた阿修羅大王のような表情の叔父さん。世に出せない、門外不出の写真が今日もまた出来上がりました。
よもやま話

寂庵だより 九月号

前月号から一週間ほどで、寂庵だより九月号が届きました。週刊寂聴ですよ。太っ腹にも2009年寂聴卓上カレンダーのおまけつき。寂聴グッズ通販のカタログも送ってまいりました。  寂聴商事こと、ほほえみ倶楽部ではたくさんの商品を扱っております。数珠、カレンダー、ダイアリー、写経セットなど盛りだくさん。一押しは、天然石ブレスレット念珠「パワー水晶」ぱーぷる 価格 10,500円(税込)です。寂聴先生、法律すれすれですぞ。ぱーぷるコスメなる化粧品も販売しています、寂聴愛用とのことですがいかがなものでしょか。俗世間にどっぷりとつかりきった商人魂、ただただ感服するのみです。
よもやま話

寂聴ブッダ最後の旅

生前最後の2年間はブッダのように全国を説法してまわりたい、と寂聴先生はかねがねおっしゃっていました。2009年、ついに寂聴ブッダ最後の旅が始まりました。  高齢と暴飲暴食のため寂聴先生の寿命も風前のともしび。もともと講演を多数おこなうお方ですが、更に特別講演「遊行」と題し、精力的に全国説法ツアーをおこなっています。チケットは4,200円。横浜ベイシェラトンでおこなわれるディナーショー形式のものは12,000円です。尼僧がディナー? 戒律も精進料理も無視した、破戒僧の最後の説法は迫力がありそうですね。もう後がない。どれでもいい、値段が高いなどと言わず一度は見に行くべきですよ。
love寂聴

和顔施

寂聴先生のお得意話に、お布施の話があります。お布施には3つのやり方があり、ひとつはお経を読むこと、もうひとつはおさい銭を払うこと、そしてもうひとつがぱーぷるお薦めの和顔施です。和顔施とはにっこりと微笑むこと。ほほえめば、お経を読んだり、おさい銭を払ったりするのと同じご利益があるそうです。だから寂聴 先生はいつもどす黒い笑顔でほほえんでいるのです。ひざの痛みを隠してにっこり、という注釈入りで寂庵だよりには先生の和顔施ショットの写真が載っていました。アイドルですな。
よもやま話

寂庵だより 8月号

瀬戸内寂聴ファンクラブ通信ともいえる、年間購読冊子「寂庵だより」。ようやく8月号が届きました。いつくるのか、寂聴先生はまだご健在なのか、はらはらしながらの購読です。内容を簡単にご紹介しましょう。 「ひざが痛い」。これが今号で寂聴先生が言わんとすることのすべてです。完全なご老人の愚痴なのですが、寂聴先生が語ると生臭く身勝手な感じがして、私にとっての最高の幸となります。
ひきこもり

Fonte「安心ひきこもりLIFE」最終回

Fonteの11/1号(2009年)で、連載のコラム「安心ひきこもりライフ」は終了になります。また甥っ子以外の誰からも相手にされない、日陰生活に戻りますぞ。本屋でも一般の図書館でも手に入らないのが残念なのですが、国立図書館か不登校の親御さんを見つけ出して、借りて読んでみてください。全12回こじんまりとした、ひきこもり初心者向けコラムです。  ちなみに前号で、勝山商事オリジナルTシャツ読者プレゼントのお知らせを載せましたが、応募者少数のため、抽選なしで全員当選です。ほろ苦いメモリーがまたひとつ加わりました。
よもやま話

八丈島リターン

八丈島に旅行に行きました。否、行くつもりでした。片道10時間の船旅です。乗り物酔いに怯えながらの船旅で、寝れば酔わないだろうとすぐに毛布に包まり眠ること10時間、どういうわけか、フェリーが三宅島の近くで停泊しています。天候が悪いので港に接岸できないのです。  急遽そのまま、東京にUターンすることになりました。合計20時間、船底の和室にごろ寝して過ごしましたよ。東京竹芝発、竹芝行き、20時間の旅。いい経験をしました。乗り物に弱い人への朗報、エスエス製薬のアネロン「ニスキャップ」は効くぞ。眠気は強いが、全然酔わない。次は小笠原諸島へ行きたいな。船旅片道25時間です。
ひきこもり

チャイム

家のチャイムが「ピンポーン」となると、じっと息をひそめ耳をすまして、あたりの様子をうかがう。そんな習性がいつまでも抜けないのは私だけでしょうか。甥っ子が家に遊びに来たときに最初にいう言葉は「あれ、叔父さんいないの?」です。完全に気配を消しているわけですな。
よもやま話

戸塚ヨットスクール

戸塚ヨットスクールで女性自殺(魚拓)というニュースがありました。4人殺して、たった懲役6年でおなじみの戸塚ヨットスール、校長は戸塚宏。入塾にはまず335万円を払い、毎月生活費として11万円払う。何がどうなると、こんなことか成立するのだろうか。戸塚校長その人が、非行・犯罪の頂点にいるのに。
ひきこもり

13歳のハローワーク

13歳のハローワーク 公式サイトというものを見つけたので、いろいろ調べてみました。ひきこもり中年男子37歳のハローワークです。  思い出から見るタイプ診断をやってみたことろ、冷静な実力者、徳川家康タイプと判明。鳴かぬなら鳴くまでまとうホトトギス。なるほど、家康公とは分かり合えそうな気がします。徳川家康には、大きな自然に関わる仕事、花と緑を扱う仕事が向いているとあります。やはり行き着くところはお百姓さんのようですな。ぜんぜん、家康じゃないのう。
よもやま話

はとポッポCDデビュー

我らが総理大臣、はとポッポこと鳩山由紀夫がCDデビューします。鳩山由紀夫『Take HEART ~翔びたて平和の鳩よ ~』。若かりし頃の鳩山首相がうたう〝はあとそんぐ〟です。今から20年前、衆議院に初当選した時に自主制作した幻のプレミアレコードが、いよいよCDで復刻されるという。名曲だ、紅白出場も夢ではない。ていく はあぅ~♪ ※2020/05/02追伸   残念ながら現在は品切れ、廃盤になっています。私も結局は買いませんでした。
love寂聴

瀬戸内寂聴ファンクラブ

ひきこもりノイローゼをこじらせて、カウンセリングを受けた時やらされたことに、将来やりたいこと、夢を書くというものがありました。その時に私が書いた50個以上の夢のうちのひとつが「ファンクラブに入る」というものです。  夢を叶えよう、ぱーぷる寂聴ファンの証として『寂庵だより』を年間購読することにしました。月1回、小冊子が送られてきて2,500円は安い。早速、最新号である、7月号が送られてきました。発行が遅れているとのことです、じゃあカドカワから出している雑誌『the寂聴』なんてやめればいいじゃん、なんていう突っ込みはなしですぞ。  寂聴だよりに載っている巻頭エッセイのタイトルが「まだ生きている」で...
甥っ子

DS修理

ニンテンドーDSを甥っ子に貸したところ、壊れて帰ってきました。やっぱりでございます。これくらいで怒るようなおじさんではありません。ただ甥っ子のいい訳がひっかかるのです。自分だけじゃない、弟も壊したと言うのです。  誤謬の訂正とは、人間の弱さの習性で、間違いを犯すと、わざと似たような間違いをして、ごまかそうとすること。瀬戸内寂聴が断食に失敗したあと、3日断食というイベントをおこなって、全部うやむやにしようとする行為と同じです。  落として壊れたDSを、3歳の弟に渡し遊ばして、更に壊れることによって共犯者に仕立てたあげる。おじさんの怒りを、自分以外の者に向けさせようと、子どもが必死で考えた完全犯罪...
ひきこもり

ひきこもり沼

つくづく、場というものは澱んでいなければならない、と思う。お呼びでない主が、堂々と中央に鎮座してこそ、成熟した場と言える。居場所というものには、必ず苦味があるものです。居心地がいい場所と感じるのなら、自分がその沼の主になっているということ。場の雰囲気を良くもすれば、悪くもしているのが自分ということなのだから、ひきこもり沼に沈殿する主としては心苦しい。結局、主なりの責任感と呵責により、居心地が悪くなる。  澱まさせず、流して通過させようとするなら、場にはならない。居場所は一生ものである。時間が経つと追い出されるような、カラオケボックスのようなものは、居場所の対極にあるもの。生涯居続けの場所、とい...
よもやま話

アオムシ・メモリー

キャベツと言えばアオムシ。家庭菜園においてアオムシに葉っぱを食べられないキャベツなど、ひとつもありません。スーパーで売っているつるつるキャベツは農薬まみれの危険な野菜なのですよ。  畑仕事の一環として、キャベツの葉っぱを裏返しては、アオムシを探し、見つけ次第ぷちっと殺生をしています。ブッダの教えに反するのことで、心が痛みますが、アオムシ君は大食らいです、放っておけばキャベツは芯だけになってしまう。  畑を舞う白い妖精、かわいらしいモンシロチョウが、アオムシの生みの親です。お百姓さんにとっては害虫だったのですな。かわいい女の子に話しかけられて浮かれていたら、創価学会の勧誘だった、もしくはアムウェ...
よもやま話

続・月刊 瀬戸内寂聴 第6号

雑誌には歩いている写真がほとんどなく、寂ちゃんがお寺の中でぼうーっとしているシーンばかりです。たった四軒のお寺すら歩いていないのではと疑ってしまいます。寂聴先生の雑誌なのですが、今号はじゃらんのような旅行雑誌に成り下がっている。山と溪谷社責任編集「お遍路ブック」と名づけたほうがしっくりきます。イラスト地図&写真満載のお遍路大特集。寂聴先生が「歩けないお婆さん」として、雑誌のほとんどの部分で無視されています。そのおかげで雑誌としての質は大変高く、実用性があるのですが、ファンとしては生臭みがなく、しらけてしまいます。角川書店編集部にこの点について、強く異議を申し上げたい。  寂長先生が歩けなくなっ...
よもやま話

月刊 瀬戸内寂聴 第6号

「ズコーッ」、これが雑誌を読んだ感想です。寂ちゃんファンの方だけ続きをお読みください。  ばーん、お待たせしました。ついに完結、瀬戸内寂聴責任編集「the 寂聴」の第6号です。ずいぶん探しましたよ。本屋を三軒はしごしてようやく見つけました、誰が読むんだこんな雑誌、それは私と君なのですよ。  本屋さんから見放されたラヴ雑誌、無事に発売されていたということを確認できただけでも感謝の気持ちで一杯です。ありがとう、角川書店。さて、前回の寂聴先生一歩も歩かずじまいのお遍路の旅の後編が今回の特集です。寂聴のお遍路【完結編】とあります。前編の次が、完結編と不自然なつながりですな。前回の無内容にそうとう抗議が...
よもやま話

ポスト瀬戸内寂聴

大変な過ちを犯してしまいました。瀬戸内寂聴先生が86歳だというのは間違いでした。実際は87歳です。私が講演会に行った時には確かに86歳だったのですが、その後、5月15日のバースデーを迎えひとつ年をとっていたのです。カウントダウンが始まっている寂聴先生にこの誤差はあまりに大きい。  過ちはこれだけではありません。女性の平均寿命を勘違いしていました。女性は、男子より10年長生きすると間違って記憶していましたが、正しくは約8年長生きのの平均寿命は86.05年です。ああ、なんたることでしょう。寂聴先生が三途の川を渡りかけているのです。サッカーでいうところのロスタイムに入りました。  いい男を見てもどき...
ひきこもり

ねむけ、だるさの除去に

ひきこもりとは、ねむけとだるさの結晶ですよ。  ばーん、エスタロンモカ錠(24錠 420円)です。のりピーがやっていたのには遠く及びませんが、これ1錠をコーヒーで飲みほせば、ちょっぴりだけシャキッとするような…気がする。名著、人格改造マニュアルでも紹介されていた名薬です。エスタロンモカ12(20錠 504円)という姉妹品もありますが、これは全然だめ。オリジナルが1回1錠なのに対して、モカ12というやつは1回2錠、つまり10回分の量しかないのに、値段は高め。買ってはいけない。  秋は涼しく、過ごしやすいので、いくらでも寝ていられる。朝目覚め、ゆっくりしていたら夕方だった。そんなうっかりを防止する...
ひきこもり

母老いる

テレビを見ながら寝る、ママンにとってはなによりのご馳走です。見てないじゃないかと、他のチャンネルに変えたり、テレビの電源を切ると、がばっと起き上がり「見ている」と憤慨するのです。アリ地獄のような視聴スタイルですな。老夫婦のいがみ合いの九割が、見ているテレビを勝手に消したという老婆のいいがかりで始まります。  うっとうしいので、大音量で白痴番組をつけながら、高イビキしていても無視することにしていました。最近、テレビをつけてから寝るまでのスピードが早くなってきたような気がしたので、ひょっとしたらと思い、リモコンをとりテレビを消してみました。起きません。20年以上、がばっと起きては家族を罵り続けたマ...
ひきこもり

発達障害が流行ります 2

発達障害のなかにも共感できる部分がたくさんあります、紹介しましょう。みんなと行動するのが苦手、臨機応変な対応ができない、運動が苦手、興味があることは熱中できる。「あーる、あーる」と声に出したいものが1つはあるのではないでしょうか。いつもの決まったパターン以外の行動の時は不安になる、ルーチン好きというのは共感するな。ちなみに勝山叔父さんは、まったく集団行動のできない、多動ひきこもりですよ。  ただ本を読むに、器がでかいなと感じた。一番当てはまるであろう学習障害も簡単な計算ができない、例えば時計を見て今から25分前が何時何分かというようなことが分からないレベルと言われると当てはまらない。落ちこぼれ...
ひきこもり

発達障害が流行ります 1

不登校→アダルトチルドレン→ひきこもり→ニート→ワーキングプア、の流れで次にきそうなのが発達障害です。まったく流行らないひきこもりに見切りをつけ、どさくさに発達障害のテリトリーに割り込んでやろう、アスペルガー将軍を名のろうと図書館にいって何冊か発達障害の本を借りてきました。  発達障害とはアスペルガー症候群、LD=学習障害、ADHD=注意欠格多動性障害のこと。たぶん、そうです。ざっと本を読んだ感じではアスペルガー症候群が一番流行っているようです。これに当てはまれば発達障害の波に乗れる。  発達障害児という言葉があるくらいですから、基本的に子供向けです。中年ひきこもり男子向けには出来ていません。...
love寂聴

寂ちゃん

瀬戸内寂聴主演、インターネットテレビ「寂ちゃん」。こんなものがあるはずがないとお思いでしょうが、実在します。愛の力で見つけてしまいました。    重いサイトで、途中CMが入ってうっとうしいですが、生臭説法が堪能できます。マイ寺院である寂庵で、信者の相談を受けているのですが、やはり不倫の相談に対する受け答えはさすがです。切れ味が違う。是非一度ライヴで寂ちゃんを味わって欲しい、一生モノの体験ですよ。 【※2019/11/13 追記・修正】   私のお薦めだった「寂ちゃん」ですが、2012年、動画配信サイトgoomo(グーモ)もろとも終了となりました。 でも中古DVDを手に入れることができれば見れま...
ひきこもり

絶望の日

9/1は学校が始まってしまう哀しみの日。もっとインフルエンザが流行れば学校に行かなくてすむのにと心から願っている登校拒否に幸あれ。
ひきこもり

ひきこもり衆議院選挙2009

Fonte(旧不登校新聞)に政党アンケート特集に、しびれるような回答があったのでみなさんにお知らせしたい。ばーん、国民新党です。「ひきこもりについての考えと政策をきかせてください」という質問に対し、「学校や仕事に行けず家庭にひきこもっている状態は、犯罪につながるとともに、本人、その家庭、そして社会にとって大きな損失であり、前記2(※これは不登校のこと)と同様の見地から包括的な法規制を検討すべきものと考えております」と回答。  10年前のひきこもり対する偏見をキープしている。絶滅危惧種として保護したいくらいだ。犯罪、損失、法規制と真正面から差別しているところが清々しい。油狸ポマード綿貫代表がどん...
よもやま話

ポケモン邂逅

遊びに来た甥っ子にニンテドーDSを見せつけてやりました。喜ぶかと思いきや「誕生日に自分も買ってもらうからいいもん」とそっぽを向いてしまいました。あれま。叔父さんのDSが旧型のうえに、日焼けした中古のせいでしょうか……。  誘い水にアドバンス用のポケモンを渡してやると、食いつきました。大慌てで箱からカセットを取り出し、DSに差し込もうとします。が、うまくいきません。武者震いで、手が震えているのです。裏表さかさまに差し込むというあわてんぼう振りで、電源ボタンも押さずにスタートボタンを連打しています。やりたくてたまらないのですな、叔父さんしてやったりです。  子供が欲しがるであろうモノを予測し、先回...
よもやま話

古畳ワーキング

農業に必要なもの、それは藁(わら)です。藁にもすがりたいの藁です。でも意外とないでしょ藁って。藁ってなんだろうという都会人もいると思うので説明すると、稲の茎の部分です。お米をとった、残った部分ですな。近くに田んぼがないと手に入りにくい。  そこで古畳の登場です。畳の真ん中の部分(サンドイッチみたいになっています)が、藁です。畳を解体して、堆肥などに使う藁を確保するのです。でも最近の畳は藁を使わず、防虫建築素材とかいう板切れを使うそうです、情けない。腐り醗酵しかけの畳は大変臭く、夏の暑さとからんで、気を失いそうになります。苦行ですな。古畳解体が、最新のマイブームです。
よもやま話

お台場ガンダム

お台場のガンダムを見てから死ね。そう言い切っていいくらい、1/1実物大ガンダムは秀逸なものでした。お台場の潮風公園で、昔作ったプラモデルの144倍の大きさのガンダムが展示されている。友達と二人で見に行きましたよ。中年男子を中心に、たくさんの人が来ていて、道路は大渋滞。昼間に横浜を出たのに、駐車場に車をとめ、ガンダムを見れたのは夕方でした。でも苦労したかいはありました。スーパースターガンダム。想像していたよりも大きかったです。首しか動きませんが、それでも圧巻のパワー。宇宙ロケットの開発とかやめて、ガンダムを歩かせる開発を日本は進めるべきだ。アシモなんかりガンダムのほうが100倍かわいい。  ガン...
ひきこもり

ひきこもりカブトムシ

甥っ子のカブトムシを預かって気づいたことがあります。カブトムシはひきこもりの兄弟なのですよ。生態をよく観察してください。カブトムシは夜行性で昼間は腐葉土の中にもぐりマイ墓地に眠るミイラのような風体で、じっとして動きません。いじって遊ぼうとすると飼育ケースにある木や、フタにしがみついて外に出ようとしません。ここです。学校に行けと言われても頑として受け付けず、登校拒否をした17歳の自分と瓜二つじゃないですか。こんな小さな虫にと思うほどカブトムシのしがみつく力は強い。無理やり引き離そうとすると首がもげてしまいそうです。  「いやだ、いやだパワー」に勝るものなし。暗黒ハイスクール時代のマイハートを思い...
ひきこもり

魂の休息

両親が旅行に出かけている間だけが、ひきこもりにとっての真の休息です。ビバ・ラ・自由。お盆も終り、みな家に帰ってきました。また心のアウシュビッツに収容です。ひきこもりの支援策として、両親を強制的に旅行に連れて行く、というようなものを切望する。実現可能で即効性ある支援になるはずだ。
ひきこもり

カブトムシ係

働かないで家にいるひきこもりを悪者扱いにする人ばかりですが、やはり6年の積み重ね、甥っ子だけはひきこもり叔父さんの活用法を心得ております。1週間ほど甥っ子が田舎に帰ります。甥っ子のパパ、つまり私の義弟の故郷が北海道なのですよ。だからお盆は、北の大地で涼しい夏休みを過ごすのです。  絶対エサをやり忘れないよう、何度も念を押されカブトムシの餌用のゼリーを渡されました。叔父さんのうっかりぶりを怖れているのです。でも叔父さんに自信あり、いにしえの小学生の頃には山にカブトムシやクワガタを捕りに行ったものです。何も捕れずしかたなくカナブンを持ち帰ったことや、遠くで野犬の咆える声を聞いてちびった昔が懐かしい...
よもやま話

DS

叔父さんが持っているこれのことを、甥っ子の二人が「DS」と呼ぶのです。ポケモンのプラチナがやりたいとねだるのです。いかがなものでしょうか。最近、甥っ子が憐れに思えてきました。本物のDSで思う存分遊ばせてあげたい…、さう思ふのです。  ゲームの楽しさをきっちり伝えたい。そう考えて、テレビゲームはファミコンをしていました。初代マリオブラザースと初代ファミスタで甥っ子をみっちり鍛え上げてきました。アドバンスではGAME&WATCH Gallery4という知る人ぞ知る海外ソフトで、ゲームウォッチの訓練をさせています。カードゲームにトランプ、ボードゲームと振り返れば基礎ばかりです。  ポケモンバトリオと...
よもやま話

富士山パワー

2年連続で富士山に行って来ました。梅雨明けしたのに雨が降り続いている。前回はご来光、頂上到達ときっちり富士山を堪能できましたが、今回は試練の富士山です。車で五合目まで登ると雨。そこでキノコそばを食べながら、富士山サミットです、登るべきか登らぬべきか。3人で行ったのですが、私以外は初めての富士山なので、やはり何が何でも登りたいと言う。雨もいくらか小降りになったので、出発することにしました。  登り始めて1時間ほどでに雨はやみました。ああ、これこそ富士ブッダの慈悲でこざいましょう。レインコートは蒸れるので、体力をがんがん削ります。そのせいでしょう、ペースがスローダウン。とうとう七合目でIさんがギブ...
よもやま話

月刊 瀬戸内寂聴 第5号

the寂聴第5号が発売中です。ただ書店でのこの雑誌に対する扱いが変わりました、平積みになっていないのです。総合誌コーナーにひっそり二冊ほどあるだけ、これでは私のような愛のある読者しか見つけられないのではないでしょうか。まずは表紙を見てください。  ばーん、寂聴先生お遍路の旅に出発です。前回以上にオーソドックスな写真で平凡、突っ込みどころはありません。小さい写真では分かりませんが、実際に本を手にとって見ると寂聴先生の顔が疲れ切っているのが良く分かります。もう86歳です、かりに平均年齢まで生きるとしても、後二年後にⅩデーが訪れる予定です。ああ、なんと悲しいことでしょう。この生臭さともあと二年でお別...
甥っ子

2泊3日甥っ子合宿の2日目、3日目

合宿初日に6年間で甥っ子との間に築きあげてきたものを全部失ってしまった勝山おじさんこと坊さんジジイ。丹沢に行った時に、血と一緒にヒルに人間らしさも吸われてしまったのでしょうか、人間復活をかけて2日目にのぞみます。  もともとマンツーマンでのもてなしを得意とするおじさんも、最近はニイニ(長男)とブッチョ(次男)の2人の甥っ子を同時に相手にしなければいけないのです。サッカーでいうところのゾーンディフェンスですが、それでも1度に2人の相手はできません。でも、相手をしてあげなければ泣くに決まっています。苦行とはこのこと。長男とポケモンカードをしていれば次男がかまってプリーズと邪魔してくるので、兄弟げん...