2008-08-11

ひきこもり

がんばれダディー in 富士山

富士山は八合目あたりから傾斜がきつなり、空気も薄くなります。私も軽い高山病なったのか、頭が痛くなり、登るスピードも他の登山者の半分くらいになりました。肉体的な辛さもあるのですが、それに加えて、九合目あたりで繰り広げられる、最低の家族ドラマが精神的にきついのです。  子ども(女の子が多いのですが)が疲れ切って歩けなくなり、登山道の脇でうずくまっている。そんな子どもが何人もいます。そして、その隣りに必ずいるのが最低の父親、「がんばれダディー」です。もういい、帰りたいと、完全に心が折れてしまった子どもに、「がんばれ」「もうすぐ頂上だ」の大号令を繰り返すのです。  まったく心に響かない励まし。動物の鳴...